2013年12月03日

マイクロフォーサーズで明るさを求めて

静音撮影のニーズから電子シャッターで撮影できるLumixのDMC-GX7, DMC-GM1を検討しています。
現状、普段使う85mm F1.2, 135mm F2.0に近い条件で撮影できるレンズを決めなければなりません。

Speedboosterをうまく使って既存レンズを有効に活かそうとすると
焦点距離0.71倍になるSpeedBoosterでマイクロフォーサーズ(MFT)に135フォーマット(フルサイズ)のレンズをつけると、普段使う85mm F1.2, 135mm F2.0に近いのは、
フルサイズ50mm F1.4は、画角換算71mm ボケ換算F2.0
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.8)
フルサイズ50mm F1.2は、画角換算71mm ボケ量換算F1.7
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.4)
フルサイズ50mm F1.1は、画角換算71mm ボケ量換算F1.5
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.2)
フルサイズ50mm F1.0は、画角換算71mm ボケ量換算F1.4*
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.0)
フルサイズ85mm F1.4は、画角換算120mm ボケ量換算F2.0
(通常のアダプタでは画角換算170mm ボケ量換算F2.8)
フルサイズ85mm F1.2は、画角換算120mm ボケ量換算F1.7**
(通常のアダプタでは画角換算170mm ボケ量換算F2.4)
*今のところ50mm F1.0の現実的な選択肢としてはEFマウントしかないが、MFT用のSpeedBosterは未発売。またNEX版は仕様上、出力がF0.9まで、つまりF1.8相当まで。
**今のところ85mmF1.2の現実的な選択肢としてはFD/EFマウントしかないが、MFT用のSpeedBosterはFDマウントのみ。またNEX版は仕様上、出力がF0.9まで、つまりF1.8相当までなので、同様と思われる。
ということになりそう。

ざっくりというとMFTでSpeed Boosterを使うのは、APS-C相当のカメラを使った感じに近いようだ。

またSpeed Boosterが不要な明るいレンズは、
八雲 50mm F0.95 画角換算100mm ボケ量換算F1.9 (Cマウント) \66,360
SLR Magic 50mm F0.95 画角換算100mm ボケ量換算F1.9 (MF) \148,000 (投稿時点)
VSテクノロジー VS-50085/C 50mm F0.85 画角換算100mm ボケ量換算F1.7
NOKTON 42.5mm F0.95 画角換算85mm ボケ量換算F1.9 (MF) ¥118,000
Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 画角換算85mm ボケ量換算F2.4 AF*
*2013年12月4日現在未発売
IBELUX 40mm F0.85 画角換算80mm ボケ量換算F1.7
*2013年12月14日現在未発売
といったところか

SLR Magicは画質(ハロ、ボケ、口径食)と価格を考えると選択しにくい。
八雲もおそらく同じ傾向。

Speedboosterの利用はちょっと大げさになりそうですが、今持っているレンズ資産を有効に使うという意味では現実的でしょうか。

2014年1月発売という噂のMFT用SpeedBooster EFマウント版がNEX用と同様電子マニュアルフォーカス対応であると信じたい。
(EF50mm F1.0L, EF85mm F1.2LIIはモータ駆動のマニュアルフォーカスなのです)



よく議論になるF値の換算について
、ボケ量換算と書いていますが、
F値の実用的な意味、1.ボケ量だけでなく、2.シャッタースピードがどれだけ稼げるか、の両面から見て、レンズの性能比較においては、同様の換算すべきと個人的には思っています。

例えばフォーマットが半分のセンサーでは、同じF値同じシャッタースピードの場合でも結局センサーが受ける光量が半分なので、同じS/Nを得るためには感度を水増ししていることと同じです。大まか言って、MFT機のISO 100とフルサイズ機のISO 400のS/N比は概ね同じくらいでしょう。
もちろん感度はセンサー性能など機種に大きく依存するので、この感度というブラックボックスを排除してレンズを評価するためには、光量∝有効口径で判断すべきかと思います。(ただしより正確には透過率を加味したT値を換算すべき)

こういうことを話すと、必ずTv,Avと露出の関係を勉強しろとおっしゃる方がいるのですが、逆に露出決定のパラメータは、Tv,Avだけでなく、感度があるということ、その感度が個々のデジタルカメラに依存する非光学的なパラメータということを理解すべきと思います。要するに違うデジタルカメラで同じISO100が比較上同じ意味を持つのか、ということです。
(もちろん私自身露出計算を普通にしてますよ、レンズの性能比較の議論なんです)

センサーの特性(開口率)や性能によって、もちろん変わりはありますが、
フルサイズのデジタルカメラからフォーサーズに置き換えた場合、

例えばフルサイズ50mm F1.4のレンズと同等の画角、同等のS/N比、同等のボケ量で使えるのは、
結局25mm F0.7のレンズなのではないでしょうか??
(今のところ、存在はしていませんが)
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posted by 曽我五郎 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと