2021年12月12日

これは使える?!小型のマイク用ショックマウントThronmax Expert Shock Mount P2

Blue Yetiなど5/8ネジを底面に持つマイクのショックマウントは結構大げさなものが多く、なかなかコンパクトなものがない...と思ってAliExpressなどをひたすら徘徊しておりましたが、灯台下暗し。一般の家電チェーンで扱いのある、Thronmax Expert Shock Mount P2というのが程よいサイズで使い勝手が良かったのでご紹介。

いきなりまとめます:Thronmax Expert Shock Mount P2がなかなかよさげ
Pros
・コンパクト!(直径9.5cmこの手のショックマウントで小さいものは希少)
・5/8インチのネジ(マイクの一般的なネジ規格)にアダプターロッドで対応
Cons
・アダプターロッドがやや長いためモーメントが大きく安定感がイマイチ
・同じ理由でスタンドや上向き設置は困難(Shure MV7 550gの場合)
・お値段気持ち高め(執筆時Amazonで税込み3,740円)


背景として先に述べましたように、Blue Yetiなどの純正ショックマウントはそれなりに大きく、それなりに効果もあるのだと思いますが、結構大げさなんですね。こういったショックマウントをもし近接での利用が一般的なダイナミックマイクで使おうとすると、頭にぶつかってしまいそうになります。
(FifineのダイナミックマイクK658はそのバランスにケチがつくことも多いですが、個人的にはかなり工夫されていると感じています)

ということで、5/8などのネジで止めるタイプで小さめのショックマウントを探していたのですけど、あまり見つからない...あってもネジ径が不明かつ大きい。
そんな中見つかったThronmax P2ですが、このマウントも中心のネジ径が7/8インチと大きく、そのままでは汎用的に使えないのですが、アダプターロッドが付属しており、5/8インチのネジ穴に刺すことができます。

▼Shure MV7につけてみたところ。もしショックマウントが大きかったりするとマイクに口を近づけにくく、使いにくいです。なおMV7自身にステムがあるため、この組み合わせではかなり長くなってしまいますね。同時ショックマウントにかかるモーメントも大きくなりがちなのがやや心配。
thronmax_mp-02.jpg

▼ショックマウント本体中心のネジ径は代理店によると7/8インチだそうです(PF1/2(BTS)かとも思いましたが)。これは一般的なんでしょうか?
thronmax_mp-02_2.jpg
追記:このネジ径7/8インチ≒M22ピッチは26山/インチ≒1mmですが、実はこの手のマイクのショックマウントとの接続では割とよくあるサイズらしいということがわかりました。手持ちのAKG P420や安物マイクの標準品BM-800でサイズが合いました。他にもいくつかの無名ブランドのマイク、いずれもサイドアドレス型のコンデンサーマイクで径が合うことが確認できました。
どうやらaudio-technicaやBlueなどのサイドアドレス型のコンデンサーマイクもこのネジ径のようです。(必要な際は確認ください)

ちなみに上向きに設置してみましたが、モーメントが大きく全く安定しませんでした。
なおマイクアームでのショックマウントの必要性については否定的な意見もあり、神経質になる必要はないのかもしれません。
またShure MV7の場合、一体型のスタンド自身がウレタンブッシュで本体を支える構造のためショックマウントの必要性は他機種に比べると薄いかもしれません。
posted by 曽我五郎 at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク
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