2024年05月24日

Shure SM7Bを安く実現する方法!

初めに申し上げておきますが
某フリマサイトなどでよく見る未使用のSM7B(他有名製品)というのは、ほぼ、中華系通販サイトで出回っている偽物と思った方がいいと思います。

また中古であっても出自のはっきりしないもの、出自が中古というものは出品者が意識、無意識にかかわらず、偽物の可能性が非常に高いと思った方がいいです。
さらに経験的に言えば、明らかに嘘をついて「Amazonで新品購入しました」などとして出品される方がいらっしゃいます。よほど偽物リスクに適切に対応(開封動画を撮りながらそのまま真贋判定、偽物を客観的に証明でき、返品を要求)できる方以外は正規販売店での新品購入を強くお勧めします。下手に偽物だと言って返品要求しますと、すり替え犯扱いされることすらありますから(ノーカットでの開封動画は重要です)。

ということで、そういう話でないということをはじめにお伝えしておきます。

【ナンピン衝動が抑えられない私】

私普段Shure SM7dB、すごく最近はShure MV7+というマイクを使っているのですが、
どうも貧乏性というか、自分がそれなりに満足している製品が、買ったときより安くなっていたりするとナンピンしたくなる衝動を抑えられません。実際SM7dBは7万くらいで買ったのですが、Amazonを見ていますとポイント込みで5万円台前半まで値段が下がっており、あわわポチる手の震えがかなりヤバい状態です。
また自分が使ってはいないのものの、同じような商品を2台3台必要ないのに、すごくお買い得な同様の商品(ここではマイク)を見るとこれまた手の震えが抑えられないのです。ちなみにダイナミックマイクはすでに7台、コンデンサマイクは8台ほど持っています。

【安くSM7Bを実現する方法】

という病気もあり、このところ最近安くSM7Bを実現するというネタに興味がありまして、以下のような情報を集めておりました。
始めに申し上げておきますが、正規品のShure SM7dBは手元で使っております。勝手な想像ですが、リファレンスとなるものがないとこういうネタは評価できないということもあって、結構ホンモノを持っている人の方が試してみるような気がします。

それでは行ってみましょう。
  • Shure SM7Bは内部にUnidyneIIIをベースとするマイクカプセルを使用しており、これは価格1/3のShure SM58やSM57と基本的に同じ
  • Shure SM57/SM58についているトランスを外すと、出力は下がるが低域高域が伸び、もともと同じUnidyneIIIなので音はSM7Bに近くなる。
    (音質をよくするためSM57やSM58のトランスを外す(+出力を得るためにプリアンプを内蔵する)という改造そのものはかなり一般的)
  • 個人的に勝手に信頼しているYoutuberエンジニア、Julian Krause氏がShure SM7Bと、Shure SM57や3500円くらいで売られている格安マイクBehringer XM8500との周波数応答の差を計算して、イコライザーの設定で音を近づけることを試している。

    EQ conversion SM57 to SM7B
    +2dB 1.5Q
    10.5kHz -4dB (5Q)
    6.4kHz -5dB (5Q)
    4.2kHz -3dB (1Q)
    100 Hz +2dB (1.5Q) / LS 80Hz +5dB (6dB/oct)



    EQ Coversion XM8500 to SM7B
    10.4 kHz -6.0 dB (5.0 Q)
    6.4 kHz -5.0 dB (5.0 Q)
    2.7 kHz -3.0 dB (1.3 Q)
    220 Hz -3.5 dB (0.7 Q)
    80 Hz +3.5 dB (2.0 Q)
  • SM7Bの見た目について、非常にリスペクトされている動画撮影テクニック系のYoutuber Caleb Pike氏がShure SM58やBehringer XM8500をShure SM7Bっぽい外装に収めるための3Dデータを提供している。ただしヨーク部は強度が出なかったようで、自由雲台にマウントする方式をとっている。


この一番最後の3Dプリンタデータでガワを作って、Shure SM57をJulian KrauseのデータでEQすればすぐになんちゃってSM7Bができるじゃん!と思ったのです。(リアルタイムEQできるElgato Wave Linkを使っております。)

しかしですね当該3Dデータをその手のサイトで出力しようとすると何か複雑なのでしょうか、おそらく素材の選定の問題な気もしますが、もうちょっと頑張ればSM7B買えそうな程度に製造コストが高いのです。
まあ、その時から思っておりましたが、ぶっちゃけ、Aliexpressにいっぱい出ているナンちゃってSM7Bのほうが3Dデータ出力するより圧倒的に安いのです。

【パチモンSM7B】

ちなみにこれらナンちゃってSM7Bはそこそこよくできているものもあるようで、YoutubeでFake SM7Bの比較動画がゴマンと現れてきます。メルカリなどでも未使用品として出品されているSM7B(やSM58/SM57)のほとんどがこの手のタイプだろうなと思います。
【注意】言うまでもなくShure SM7Bの替わりにパチモンを選ぶというのは、まともなモノが届くとは到底思えず、全くお勧めしません。ついでに言えばShure SM7B(SM57,SM58なども)は中古品、中でも未使用品を買うのは相当リスクが高いので、許容可能な人、もしくは選別可能な人以外全くお勧めしません。
すでに本物のSM7Bを持っていてリファレンスとなる音を理解している人が、あくまで余興として楽しむものと理解いただければと思います。



で何が言いたいかといいますとガワだけなら、3Dデータでなく、なんちゃってSM7Bでいいじゃん。
しかも見てましたら

SM7B Vocal Microphone with Cloud Microphones Cloudlifter CL-1 Mic Activator and Extra 10' XLR Cable Bundle

出力低めのSM7Bとの併用が定番のプリアンプ「クラウドリフターCL-1」とクラウドリフター接続用と思われる10インチという短いXLRケーブルが付属して、なんと

7,353円!

今回は5万するSM7Bのガワだけ買えれば大満足なのですが、今Amazonで24,000円するクラウドリフターCL-1、まあ本当についていたとしてもちろんパチモンと思いますが、がついて7,353円ですよ。大事なことなので2度言いました。
ぶるぶる!!!!
もう安くSM7B作るとかどうでもよくて、どんなものが届くのかひたすら興味が出てきました。

ちなみにAliExpress見ているとまともと思われる製品もありますね。
▼評価の高いUSB/XLR両対応バジェットマイクFifine K688は4,783円!個人的に興味があったFifineのAM8(白)もちょっと前に5000円くらいでした。
スクリーンショット 2024-05-24 180415.png
posted by 曽我五郎 at 17:07| Comment(0) | マイク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。