2025年02月16日

環境ノイズを抑制"Voice Focus"機能が配信向けにいい感じ!Elgato Wave Link 2

Wave Linkとは?

私、ElgatoのUSBオーディオインターフェイスWave:XLRを使っておりますが
本機種やUSBマイクなどのElgato製品専用のPC用ミキサーソフトウェアにWave Linkというのがございます。
個人的にはマイクなどの入力にイコライザーなどの音響処理を様々なプラグインを通じてリアルタイム処理ができる点は非常に素晴らしいと思っております。
ただしわずかに遅延があるようです(処理するPCに依存するのか)。

【2026年3月追記】 Elgato Wave XLR Mk2及びElgato Wavve XLR Proが発表され、内蔵のDSPチップでVoiceFocusを除くEQなどいくつかの音声処理が可能になったそうです!!さらにダイレクトモニタ機能が搭載されこの結果遅延はほぼ0となった模様です。
またWave Link3.0正式版がリリースされ、Elgato製品以外でもWaveLinkが無料で使える様になり、VoiceFocusなどの有用な信号処理機能については有料(執筆現在VoiceFocusは7000円程度)で使える様になりました。

配信などにVoice Focusなかなかいい感じ!

で、今回Wave Linkのメジャーバージョンが1.3から2.0と上がりまして、わかりにくかった部分の使い勝手がよくなるなど、さすがのメジャーバージョンアップを感じますが、個人的に注目すべきと感じたのはVoice Focus, powered by ai|cousticsという配信向け環境ノイズ抑制機能の追加です。
これがなかなかいい感じでございます!!
下記の動画の機能説明がわかりやすいので、ご興味があればキャプションを日本語に変えるなどしてご覧ください。


一応、こちらの動画の勝手な解釈によると、
Voice Focusの主な機能としては
1. 環境ノイズ(エアコンなど)の除去
2. 室内反響音の除去
3. 机をたたいたりした際のノイズの除去
の3つだそうです。なお、これの機能は自身でも確認してみましたが、音声に特段変化なく、3つのノイズを効果的に除去できました!

競合製品としてはNVIDIA Broadcastがあります。こちらは視線調整など映像処理もパッケージになった高機能な製品で、無料で実用性が高い製品ですが、NVIDIAのGPU RTXシリースが必要という点で、もともとそういうGPUを使っているとかでないと、それなりにハードルが上がります。またNVIDIAということで純正ドライバーのないMacでは利用のハードルがかなり高いと思われます。

一方Voice Focusそのものは音声処理に特化した機能ですが、利用にはElgatoのUSBマイクか、USBオーディオインターフェイスがあればよく、CPUの負荷が低いのが特徴のようです。またWindowsPCだけでなく、Macでも使えます。
技術的なバックグラウンドについては下記をご覧ください。
Speech Enhancement for Every Voice: How Does It Work? - ai|coustic

ちなみに本機能が対象となるのはElgatoの以下の製品をWindowsPC/Macで使った場合です。
・マイク
WAVE:1, WAVE:3, Wave Neo
・オーディオインターフェイス
WAVE:XLR, XLRドック
特にWAVE:1、WAVE:3などのコンデンサーマイクでは環境音や反響音が気になりやすいと思いますので、効果てきめんでしょうね。

自分はダイナミックマイクのSM7B(とWAVE:XLR)で試しましたが、サーバー類のファンノイズがきれいに消えて非常に効果的でした。ノイズ除去機能(リアルタイムディノイザー)に魅かれて買ったShure MV7+を使わなくなりそうです。(何も気にせず使えるShure MV7+のほうがいろいろラクですが)

あ、一つ個人的によくある注意ですが、音響効果はチャンネル名「Wave Link Microphone」ではなく「Wave Link MicrophoneFX」もしくは「Wave Link Stream」の方にのみ反映されます。これ自分はたまに間違えますので。

posted by 曽我五郎 at 01:52| Comment(0) | マイク
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