Metabonesのアダプターのファームウェアをアップデートしたところ、GreenモードとAdavancedモードの設定の選択肢がアップデートプログラム中に出てきました。Metabonesのサイトより改めてモードの違いを理解してみました。
すごく大雑把に言えば
像面位相差AF対応モデル(初代α7除く)はグリーンモード
そうでないモデルはアドバンストモード
がいいみたいです。
以下Metabonesのサイトより
EF-Eスピードブースターウルトラ, EF-Eスピードブースター, EF-EスマートアダプターII,III,IVでは二つの異なる操作モードがあり、それぞれ異なった特徴を持ちます。どちらの操作モードを使うかはレンズのマウント時に選ぶことができます。
A6300, A6500, A7 Mark II or A7R Mark IIを利用した場合(注:2016/11時点、おそらくこれ以降に発売の像面位相差AFが可能なα製品も同様と思われる)
| グリーンモード | アドバンストモード |
| 高速な位相差検知式AF | 高速なコントラスト検知式AF、ただしグリーンモードにおける位相差検知式AFのような速度・精度はありません。 |
| 事実上すべてのAFレンズと非常に高い互換性を持ちます。 | ほとんどのレンズでAF可能ですがグリーンモードほど広い範囲での互換性はありません。 |
| 瞳検知式AF機能は対応しません。 | 瞳AFが利用可能です。 |
| 動画撮影時だけでなくスチル撮影でもAF-Cは高い性能を発揮します。 | AF-Cは十分な速度と精度を発揮できない可能性が高く、レンズによっては過度のAF動作が発生します。その場合はAF-SやDMFを利用ください。 |
| センサー上のすべての位相差AFエリアが利用可能です。ただし周縁部や4隅のAFポイントではロックが難しい場合もあります。 | 位相差検知AFエリアは中央部に限られますが、周縁部や4隅のAFポイントにおいてはコントラスト検知式のAFが画面全体に機能するのでより信頼性が高いといえます。 |
| 望遠レンズにおいては、理想的な条件でない場合(十分な光量でない、コントラストが低い、細かいフォーカスポイントの調整が必要など)、AFのロックが難しい場合があります。 | 望遠レンズにおいても、条件にかかわらず一定のAF性能は発揮しますが、理想的な条件であっても決して速くはありません。 |
特に正しい設定というものがあるわけではありませんが、ユーザのフィードバックによると多くのA6300/A6500/A7 Mark II/A7R Mark II ユーザはグリーンモードを利用する傾向にあります。瞳AFなどの特殊なAFを使う場合や望遠レンズにおいて周縁部のAFをより安定的に使いたい場合に、遅いAFとAF-Sモードでの利用が受容可能と考えるならアドバンスモードをご利用ください。
A6300, A6500, A7 Mark II and A7R Mark II以外のカメラの場合(2016/11時点)
| グリーンモード | アドバンストモード |
| 遅いコントラスト検知式AF | 高速なコントラスト検知式AF |
| AF-C非対応 | AF-Cは十分な速度と精度を発揮できない可能性が高く、レンズによっては過度のAF動作が発生する場合があり、その場合はAF-SやDMFをお勧めします。 |
| FSシリーズ、VGシリーズにて自動絞り非対応 | FSシリーズ、VGシリーズにて自動絞り対応 |
| 絞り開放ボタン非対応 | マニュアルフォーカスしやすいよう、アダプタにある絞り開放ボタンを押すとレンズの絞りが開放になります。 |
A6300, A6500, A7 Mark II and A7R Mark II以外のユーザはアドバンストモードの利用をお勧めいたします。
上記以外の特徴
| グリーンモード | アドバンストモード |
| LA-EA1、LA-EA3といったアダプターをエミュレートします。 | できる限り”素の”Eマウントレンズをエミュレートします。 |
| ビデオAFは常に低速のコントラスト検知式AFで、シャッターボタンを半押しする必要があります。 | 継続的なAFが可能ですが、十分な性能を発揮できないレンズもあります。モーターのノイズを内蔵マイクが拾ってしまう可能性が高く、ビデオ撮影では外部マイクを適切な位置に設置する必要があります。 |
| 一部の機能に対応していません。 | DMF 瞳AF(A7シリーズ、A6300のみ) ズーム位置表示(NEX-5R/6/VG20以降の機種) 距離表示(A7シリーズ、A6300、カムコーダーのみ、ただし距離情報の取得できるレンズとの組み合わせ) 自動拡大表示(距離情報の取得できるレンズにて) |
| シャッターを切ったときに絞りが初めて動作します。 | 絞りダイヤルを回せば絞りが反応します。(ライブビュー設定で「設定効果反映」の場合) |
| 絞りの動作は最小限 | 頻繁な絞り動作が発生し、絞り音が気になる場合があります。 |
| 開放絞り値がズームによって変わるレンズにおいては、ズーム時に絞り値は変わりますが絞り羽そのものの開きは一定のままになります。 例えば、F4〜F5.6のレンズで広角端でF8に設定したとき望遠端にズームするにしたがって、絞り値はF11に近づいていきます。 | 開放絞り値がズームによって変わるレンズにおいては、絞り値が一定になるように絞り羽が動作します。 例えば、F4〜F5.6のレンズで広角端でF8に設定したとき度の望遠域にズームしても絞り値はF8を維持しますが、望遠域に行くにしたがって絞り羽は開いていきます。 |
| 電力消費は少ない | 電力消費が大きい |
グリーンモードにおいては、絞りの動作を減らすことで電池消費を抑えています。シャッターボタンを押すまで、または録画開始ボタンを押すまで絞りは動作しません。シャッターボタンを半押しするまで、もしくは録画が開始するまで、手振れ補正は機能しません。
グリーンモードはスマートアダプターII,IIIとオリジナルスピードブースターではデフォルトとなっています。オリジナルのスマートアダプターではアドバンスモードのみサポートされています。
操作モードの切り替え方法
一時的なモード切り替え
カメラ本体の電源を入れた後、以下のいずれかの方法でもう一方のモードに切り替えます。
a.まずアダプターをカメラ本体に取り付け、その後アダプターの絞り開放/カスタムファンクション(“WO/CG”)ボタンを押しながら、レンズをアダプターに取り付けます。
b.まずレンズをアダプターに取り付け、その後アダプターの絞り開放/カスタムファンクション(“WO/CG”)ボタンを押しながら、アダプターをカメラ本体に取り付けます。
b.まずレンズをアダプターに取り付け、その後アダプターの絞り開放/カスタムファンクション(“WO/CG”)ボタンを押しながら、アダプターをカメラ本体に取り付けます。
アダプタかレンズを外した時、モードはデフォルト値にリセットされます。
デフォルトモードの切り替え
- レンズのついていない状態でカメラ本体の電源を入れます。
- WO/CFボタンを押したままレンズを取り付けます。
- WO/CFボタンを押したままカメラ本体のスイッチを切ります。
再びデフォルトモードをアドバンストモードに戻すにはこの操作を繰り返します。
Mark I,II,IIIおよびオリジナルスピードブースターでは、この切り替えを10回まで行うことができ、その後は一時的なモード変更しかできませんが、ファームウェアを更新するとこの制限は元に戻ります。MarkIVとスピードブースターウルトラではこの制限はありません。
Win/Macアプリケーションによるデフォルトモードの設定方法
マークIVおよびスピードブースターウルトラではWin/Mac用アプリケーションを利用してデフォルトモードの切り替えが可能です。(2016/11/4以降のファームウェアにて)
マークI,II,IIIおよびオリジナルのスピードブースターは対応していません。
Metabonesのサイトよりファームウェア更新のアプリケーションをダウンロードします。対応するアダプタのSupport/Downloadページからダウンロード可能です。
アプリケーションを起動し、画面の指示に従ってください。
A7RIIより新しいカメラとA7IIより古いカメラのそれぞれにデフォルト設定を分けて設定できます。


