2021年12月12日

これは使える?!小型のマイク用ショックマウントThronmax Expert Shock Mount P2

Blue Yetiなど5/8ネジを底面に持つマイクのショックマウントは結構大げさなものが多く、なかなかコンパクトなものがない...と思ってAliExpressなどをひたすら徘徊しておりましたが、灯台下暗し。一般の家電チェーンで扱いのある、Thronmax Expert Shock Mount P2というのが程よいサイズで使い勝手が良かったのでご紹介。

いきなりまとめます:Thronmax Expert Shock Mount P2がなかなかよさげ
Pros
・コンパクト!(直径9.5cmこの手のショックマウントで小さいものは希少)
・5/8インチのネジ(マイクの一般的なネジ規格)にアダプターロッドで対応
Cons
・アダプターロッドがやや長いためモーメントが大きく安定感がイマイチ
・同じ理由でスタンドや上向き設置は困難(Shure MV7 550gの場合)
・お値段気持ち高め(執筆時Amazonで税込み3,740円)


背景として先に述べましたように、Blue Yetiなどの純正ショックマウントはそれなりに大きく、それなりに効果もあるのだと思いますが、結構大げさなんですね。こういったショックマウントをもし近接での利用が一般的なダイナミックマイクで使おうとすると、頭にぶつかってしまいそうになります。
(FifineのダイナミックマイクK658はそのバランスにケチがつくことも多いですが、個人的にはかなり工夫されていると感じています)

ということで、5/8などのネジで止めるタイプで小さめのショックマウントを探していたのですけど、あまり見つからない...あってもネジ径が不明かつ大きい。
そんな中見つかったThronmax P2ですが、このマウントも中心のネジ径が7/8インチと大きく、そのままでは汎用的に使えないのですが、アダプターロッドが付属しており、5/8インチのネジ穴に刺すことができます。

▼Shure MV7につけてみたところ。もしショックマウントが大きかったりするとマイクに口を近づけにくく、使いにくいです。なおMV7自身にステムがあるため、この組み合わせではかなり長くなってしまいますね。同時ショックマウントにかかるモーメントも大きくなりがちなのがやや心配。
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▼ショックマウント本体中心のネジ径は代理店によると7/8インチだそうです(PF1/2(BTS)かとも思いましたが)。これは一般的なんでしょうか?
thronmax_mp-02_2.jpg
追記:このネジ径7/8インチ≒M22ピッチは26山/インチ≒1mmですが、実はこの手のマイクのショックマウントとの接続では割とよくあるサイズらしいということがわかりました。手持ちのAKG P420や安物マイクの標準品BM-800でサイズが合いました。他にもいくつかの無名ブランドのマイク、いずれもサイドアドレス型のコンデンサーマイクで径が合うことが確認できました。
どうやらaudio-technicaやBlueなどのサイドアドレス型のコンデンサーマイクもこのネジ径のようです。(必要な際は確認ください)

ちなみに上向きに設置してみましたが、モーメントが大きく全く安定しませんでした。
なおマイクアームでのショックマウントの必要性については否定的な意見もあり、神経質になる必要はないのかもしれません。
またShure MV7の場合、一体型のスタンド自身がウレタンブッシュで本体を支える構造のためショックマウントの必要性は他機種に比べると薄いかもしれません。
posted by 曽我五郎 at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年12月01日

スタンドにコントローラーLeeReelのUSBマイク

先日、Roccat Torchの記事を投稿したあといろいろ見ておりましたら、
LeeReelというところから出ている製品で、スタンドにマイク制御機能(ミュートボタン)がついている機種がありまして、
デザインが非常に独創的な割に使いやすいかもと思ったので紹介させてください。
ただし、現時点で持ってませんし、触ってもいないです。購入予定もありません(理由後述)。
なお公式ページはセキュリティソフトに引っ掛かるんでAmazonの方にリンクを貼っておきます。
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▲ミュートのインジケータが目のように丸く2つ並んでついております。
1つでいいと思うんですが、まあチャームポイントなのでしょう

▼スタンドについているマイク制御はミュートとゲインコントロールだけ。Roccat Torchの記事で言いそうでしたが、「これで十分!」(実際にはヘッドホンのボリュームなども背面にあるようです)。なおミュート時のタッチノイズは拾いそう。
1600-2_1080x.jpg

ということで、デザインはシンプルながら主張は結構強い感じですね。
唯一の欠点は、RGBのライトのコントロールができないこと(そう公式ページに書かれています)。消せるだけでいいんですが...コントロールは興味ないんですが、どうやらこのRGBライトが消せないようなので今回購入は見送りました。
公式ページより
コンピュータに接続すると、色は自動的に切り替わります。色や切り替えのスピードはコントロールできません。

なお音はもっていないんでチェックできていないですが、Review動画を見ますと音のクオリティもそこそこよいようです。

あと最大の課題と思うのは、この専用スタンドに制御や入出力があるので専用スタンドと切り離せないのはある程度仕方ないのですが、外部のアームなどにつけるネジ穴がないんですね。専用のスタンドだと高さが足りないケースもあり、マイクまでの距離が開いた結果として環境音を拾うリスク、打鍵音を拾うリスク、またミュートボタンのタッチノイズなどの問題もあります。

まとめ
LeeReel USBコンデンサーRGBマイク
Amazonで¥6,480(もう少し安く買えそうです)

〇スタンドにミュートボタンとゲインコントロール
〇:シンプルだが独創的なデザイン
〇:ダイレクトモニタリング可能
〇:音はそれなりにいいらしい(レビュー動画などから)
〇:お手頃価格(5000円前後)
X:RGBライト消せない(今回見送った理由)
XX:専用スタンド分離不可、マイクアームに取り付けできない(ネジ穴がない)
その他:単一指向性(カーディオイド)

なお、執筆者は現時点で当製品を触ったことがなく、本記事は公式ページやYoutubeのレビューワーの情報をもとに書いております。
posted by 曽我五郎 at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年11月25日

RODE NT-USBを改めて(Miniとの比較)

2014年発売、少し古くなってきたRODE NT-USBの所感を改めて...あMiniじゃないほうです。
大雑把に言うと基本性能はともかく装備はやや物足りなさを感じます。2019年では品薄な商品でしたが、Miniをはじめ多くの選択肢がある今、あえて本マイクを選ぶ理由は希薄になってきているのではないでしょうか。
rodentusb.jpg
・ポップガード付属→デカイってか内蔵して欲しい(Miniは内蔵)
・スタンド付属→プラスチック製でかなり安っぽい、マイク用のデスクトップスタンドはいい感じのショックアブソーバーつけて欲しいですね。(Miniのスタンドは樹脂製ながら安っぽさはない)
・ミュートボタン(ない):まあ個人的にはいらないかな...(Miniもなし)
・USB-A→ここはひとつUSB-Cで...(MiniはUSB-C)規格上の想定耐久度が異なるため
そしてRODEのUSBマイクとして一番欲しいのは
・RODE Connect対応!!(Miniの特徴)
これは対応DSPが無い様ですのでミキシングはともかく、音声エフェクトはハード的に難しそうです。まあいらない人はいらないですが...


ダイアフラムは0.5""(Miniと同等)、解像度は16bitとMini(24bit)より低めですが、音質は全体としてオリジナルの方が高い印象はあります。なおMiniの方はダイアフラムカプセルサイズの記述がないですが、分解動画から、おそらくオリジナルと同様のサイズ(0.5")ではないかと思われます。
posted by 曽我五郎 at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年11月23日

RODE NT-USB Miniにぴったりなショックマウント/ポップガード

RodeShockMount.jpg
RODE NT-USB Miniはそのコンパクトな佇まいが特徴のUSBマイクです。

その点個人的に非常に気に入っているのですが、一方装備に関していくつか不満があって、
・スタンドがキーボードや机上の生活ノイズを結構拾うこと
・ポップガード内蔵だがあったほうがいいだろうなと感じること
がやや気になっておりまして、RODE USB miniにも、ショックマウントやポップガードを...と思うのですが、RODEからは専用品はありません。汎用品を探しますと、どうしても大げさなものになり、コンパクトな佇まいをスポイルしてしまうのでした。

ちなみに他機種の例では、例えば、SEIREN Mini(他SEIRENシリーズのコンデンサマイク)とかだと簡易ショックアブソーバーを本体に内蔵を謳っており。このあたりが意識されております。
なおNT-USB Miniも分解動画見ますとコンデンサーカプセルが弾力性のあるゴムで支えられており、対策は取られているようです


またElgato WaveだとRODE NT-USB Miniとポップ耐性がそんなに変わらないため、おそらく同程度の簡易的なポップガードが内蔵されていると思うのですが、それとは別に専用品としてポップガードが用意されており外観を極力損ねないように意識されています。

さて今回見つけたのがこのショックマウントです。
まあ、デスクトップで使うことが多く、コンパクトさが売りのこうしたマイクは、極力ショックアブソーバーを内蔵にしてほしい気持ちは変わりませんが、今回わずかな隙間だけでサイズピッタリ、ほぼ専用品とまあ結構いい線行っているのではないでしょうか?
なお付属のポップガードは金属ですが、本体はプラスチックとちょっと安っぽいです。

RodeNtUsbMiniShockMount.jpg
ただこのマウント、残念ながら円柱形の個所を締め付ける固定方法が想定されており、該当部位のないRODE NT-USB Miniでは本体を固定する方法がありません。おそらくねじ止めされているマイク固定用部品を外し、3/8インチネジ(≒M16)用のワッシャーを使えば、マウンタに付属のアダプターネジなど5/8インチネジで固定可能と思います。
▼このショックマウントが実際に想定していると思われるマイクの例
webshop_lct240pro-black_2560x2560_a_1.jpg
それと非常に惜しいのがUSBの端子がわずかに隠れてしまうことです。ここもスペーサーを設置するなどでおそらく解決可能とは思いますが...
RodeNtUsbMiniShockMountBack.jpg

まとめ
・RODE NT-USB Miniにサイズピッタリなショックマウント見つけました
・いい線行ってはいるものの、個人的には結局素の状態で使いたい
・Aliexpressで購入時822円でした。こちら((同じと思われる商品が他でも出品されているので、そのうち日本のAmazonでも見かけると思います。)
https://ja.aliexpress.com/item/1005002921282486.html
posted by 曽我五郎 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年11月21日

Blue Yetiにピッタリなポップガード

Blue Yeti用のコンパクトなポップガード買いました。
Blue Yeti Popguard
BlueのYetiは円筒形のデザインが個性的なマイクです。そして結構デカイ。
このためこの製品にあうポップガードというのは、フレキシブルアームで取り付けるタイプが多くかったと思います。
そもそもマイクが大きいんで気にされる方は少ないかもしれませんが、個人的にはかねてよりこのマイクにあうコンパクトなポップガードというのを探しておりました。

しかしここまで開口部が小さいと、音声自身をミュートしてしまわないのかちょっと心配。
AliExpressで565円(購入時点)、↓こちらになります。
https://ja.aliexpress.com/item/1005001516430165.html
posted by 曽我五郎 at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年11月20日

操作しやすいROCCAT Torch

14mmのコンデンサーカプセルを2つ搭載したUSBマイクROCCAT Torch(ROC-14-910)がROCCATより発売されました。その分野に全く疎いのですが、ROCCATはなんでももともとはドイツのゲーミングデバイスブランドだそうで、日本では「ロキャット」と読むようです(シンボルマークは虎にも見えますが、なんかのキャットなのでしょう)。
なお現在はVOYETRA TURTLE BEACH, INC(本社:米国ニューヨーク州)のブランドだそうです。
RoccatTorch.jpg
で、非ゲーマーの自分がこの機種をなんで買ってみたかというと(あ、買ったんです)、マイク本体でなくスタンド側に操作パネルがある点に非常に興味を持ったからなんです。
ゲームならずとも、いちいちマイクに視線を向けなくても操作(主にミュートとなると思いますが)が可能というのは、かねてより実用的ではないかと個人的には思っていたのでございます。

超絶便利なコンソール付きスタンド

▼スタンドにはポーラーパターン切り替え(ステレオ、カーディオイド、ささやきモード?のカーディオイド)、マスターボリューム(OSと連動)とミュート、ゲインのコントロール機能があります。ボリュームはヘッドホンのボリュームかと思ったら違いました。ささやきモードとゲインアップと何が違うのかはよくわかりません。
RoccatTorch_Console_.jpg
今ささやきモードを試してみましたが、通常のゲインアップでは拾えないレベルで音声をきちんと録音することができました。後処理でゲインを上げるのとどう違うのかはよくわかりませんが、別途プリアンプのないUSBマイクで、こうした処理をワンタッチでできるのは大きいかもしれません。

スタンドとマイクそれぞれがUSBのポートを持っており通常はスタンドとマイクをUSBのケーブルでつなぐことでスタンドからマイクをコントロールしていますが、このデバイスが興味深いのは、それぞれ同じPCにUSB接続することで、切り離しても(例えば市販のマイクブームにマイクを取り付けたりしても)、PCに接続されたスタンドからコントールすることができる点です。

▼マイク本体と切り離されてもコントロールが可能
なお、スタンドからコントロールできるのは同じ機種のみです(他社マイクは不可)。
RoccatTorch_Console.jpg
セパレート可能なのは非常に素晴らしいのですが、本体のないむき出しのネジを見ると、スタンドと本体の接続がもう少し何とかならなかったのかという気はします。

▼マイク本体にもミュートボタン、しかもタッチノイズの起きない非接触式(個人的にはスタンドの方のミュートボタンで十分なので、誤動作を防ぐためにこれを無効にできるといいのですが...)
roccattorch_mute.jpg
非接触式のミュートボタンはタッチノイズがしなくてよいのですが、レスポンスが一呼吸ある上、反応がイマイチなので、どうしてもミュートされたかマイクを見て状態を確認することになります(ただしセンサーの感度は3段階で変えられます)。そしてそもそもスタンドにミュートボタンがありますし、なんならゲインもあります。

すべてのLEDの光を消すことはできます。
虎っぽいマーク、せめてこれだけでも取っていただけませんかね。同じゲーミングデバイスメーカー(Roccatの創業者がかつて副社長だったという)RazerのSEIREN Miniは実にシンプルです。
なおサイド側のLEDはゲインに応じて変化するインジケーターになっているようです。
▼大きなお世話と思いつつ...こちらミニマリストRAZER Seiren Mini
Razer_Seiren_Mini.jpg
ついでに専用のソフトウェアについて書いておきますと、ROCCATレジスタードマーク NEONというLEDのコントロールソフトが利用できます。おそらくAIMOという他のデバイスと協調的にLEDを動作させるモードをサポートするんでしょうが、個人的には激しくどうでもいいものでした。シンボルマークだけ消すとかそういう細かい制御機能があるかと思ったのですが、できるのはAIMOモードをOnにするかどうかだけです(なお執筆現在β版)。
オーディオやこのスタンドでできる操作をPCでもできるようにする、といったソフトウェアがあればいいなと思いましたが、見つけることはできませんでした。
RoccatNEON.png

デカイ?

あともう一つサイズについてです、これはポジションに寄るので一概には言いにくいですが、自分は映像の死角となる位置にマイクを置くこともあり、「意外とデカい」、死角に置くには制約が大きすぎると感じました。まあ、AKGのLyraやBlueのYetiに比べるとマシな方ですが、普段よく使うRODE NT-USB Miniなどに比べるとやや残念な感じです...
と箱開けてはじめ思いましたが、実際に試してみるとスタンドが低く、チルト式なこともあり、結構いい感じでセッティングできました!すみません。ちなこのチルト操作、実にスムーズです。
▼スムーズな動きで傾斜が可能
RoccatTorch_Tilt.jpg

最後に肝心の音ですが、
2つの14mmのコンデンサーカプセルから同時に音を拾う仕様なのでしょうか、1万円ほどのUSBマイクとしてはそこそこ良いように思います。

ということでまとめますと
Pros
・マイクとコントロール系(ミュートやゲイン)が分離されており操作しやすい
・ポップガード内蔵、音はそこそこ良い
・スムーズな操作でマイクを傾斜可能なスタンド
Cons
・マイク本体にある非接触式ミュートセンサーは反応速度、感度ともにイマイチ(反応速度はスタンド側のミュートボタンも同様なので、ミュート時にはタッチノイズが入ります)
・ダサい(言っちゃった...)
・ムダに光る(電源のインジケーター含めて全部をまとめて消すことはできます)

すみません「オマエはターゲットじゃない」ってことだと思います(クリエイターとゲーマーのためのベスト USB マイクだそうです)。
posted by 曽我五郎 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年11月17日

web会議に必要なマイクの機能:ミュートボタンは意外と使わない

意外と使わないマイクのミュートボタン

まあ人それぞれと思いますが、自分の場合、映像に入らない視界のわきにマイクをセッティングしております。
このため、とっさにマイク上のボタンを触ろうとしても、まずボタンの位置を確認する必要があり、使いにくんですね。ミュートボタンの位置がデバイス上部など工夫された機種もありますが、それでも自分のポジションではボタンが視界から遠いポジションになりやすく却って触りにくいです。Shure MV7などのダイナミックマイクの場合、逆に口元にマイクが来るのですが、これまた全く触らないです。
そしてなによりタッチノイズなどを発生しかねないのでマイクに触れることそのものに抵抗があります。

なので、USBマイクの選定にミュートボタンの有無というのは当初気にしてましたが、自分の場合あまり重要ではないということに気がつきました。

これがグースネック型など、スタンドの方にミュートボタンがある場合は、マイクを見なくても操作できそうなのでまた違うかもしれません。
ただそれでも、アプリケーション上のミュートとマイク側のミュートが連動していないと、とっさに現在の状態がミュートなのか画面上はわからない、デバイスでミュートした場合先方にもなぜ(ミュートじゃないのに)音が聞こえないのかわからない可能性があり、画面上でミュートすることを選ぶように思います。

要するに画面以外の場所を見て何かを確認したり、キーボードやマウス以外のボタンを操作するということがweb会議にはあまりなじまないんですね。

ということで、
ミュートボタンを使わない理由(私見)
  • タッチノイズが入る

  • マイクを見ないとミュートかどうかがわからない(アプリが連動しない場合)


現在は特定のアプリのミュートボタンを押したのと等価な操作をする下記のようなデバイス(ただのボタン)を手元に置いております。(Windows上のZoomでは[Alt]+[A]がミュートのトグルになりますので、[Alt]+[A]を押したのと等価なキー、Zoomの設定で当該操作のグローバルショートカットをOnにすればZoomがアクティブウインドウでなくても有効になるようです)


これでほぼ問題ないんですが、強いて言うと現在の状態を、たとえ画面であっても、確認しないといけないトグル操作というのがあまり好きではないんです。もう話すときはいつも同じボタンを押すみたいな操作にしてほしいところです。(なおZoomではスペースキーを押している間だけミュート解除という機能もあり、これが近いかも)

自分の声を遅延なしで聴けるダイレクトモニタリングは欲しい

さて逆に個人的にweb会議においてUSBマイクで重要だと思うのは、遅延なしで自分の声を聴くことができるダイレクトモニタリング機能ですね。マイク本体にイヤホンジャックとイヤホンのボリュームノブがある機種の場合、概ねこの機能があると考えてよいかと思います。
これはスピーカーやヒアスルー機能のあるヘッドホンで聞く場合は問題になりませんが、外部を遮音するタイプのヘッドホン、イヤホンを使う場合、自分の発した声が聞こえず、すごく喋りにくいんです。

ある意味AppleのEarPodsがweb会議の正解とされるのも、開放型に近く、外部の音が聞こえる(=自分の声が聞こえる)からかもしれません。

遮音されていないイヤホンは外がうるさい環境には適さないので、そういう場合はやはりダイレクトモニタリング可能なマイクと遮音性の高いヘッドホン・イヤホンがオススメとなります。
タグ:ZOOM Web会議
posted by 曽我五郎 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク

2021年10月26日

Blue Compassの不満とRODE PSA1+発売と

オーストラリアのRØDEより定番のマイクスタンドPSA1の上位モデルPSA1+が発売されたようです。[2021/12/2追記:購入しました]
RØDE PSA1+
現行機種PSA1からの主な変更ポイント
1. アームにスリーブがついて指を挟みにくく(スリーブにはRØDEのロゴ)
2. 94gから1.2kgまでの広範囲のマイクに対応(PSA1は700gから1.1kg)
3.より滑らかな動きに改善
3. マイクのマウントを使いやすく改善
4. クランプに衝撃吸収のゴムを装着
6. 価格 $99→$129(!) B&Hにて

一つ一つの改善点は細かいですが、全体的に使い勝手が大きく向上したようです!

現在私はマイクスタンドはBlue Compassという製品を使っております。見た目はシンプルでよいのですが、アームのアングルが大きく制約されており、基本
・上からマイクを吊るす
・第二関節は90°
というスタイル以外設置が非常に困難です。(そしてこのスタンドはBlue Yetiでの利用を想定しておりマイク本体が500g程度以上の重量がないとバランスを維持できません)
compass-specs-desktop@2x.jpg
▼Tom Buck氏の動画にて4:35くらいから上記の問題が語られています(英語ですが見ればわかります)。 6:24くらいにRode PSA-1だとどうか

というようなことは事前にわかっていたのですが、できれば映像にマイクが映らないよう下から仰ぐようにマイクを設置したく、この製品ではよほど伸ばした位置にマイクが来るようセッティングしないと解決できません。
▼こういうセッティングをしたい(画像はsoundhouseさんより)
videomicntg_vmntg_helpsite_feature_5.jpg

というわけで、そういうセッティングストレスのないRODE PSA-1もしくは初めから低い位置での利用を前提にしたElgato Wave Mic Arm LP(こちらは国内で売っていない)にしようかなと思っていたところ、PSA1+というのが出ておりました!!

RODE PSA-1は2本のアームが並行して動くことで、アームの角度を変えてもマイクの角度が変わらないのが大きな特徴になっております(オッサン的にはZライトのあれね...)
この2本のアーム、アームの角度を変えると間隔が変わるため指を挟んでしまいやすかったようなのですが(上記動画11:50参照)、今回出たPSA1+ではアームがスリーブで覆われるようになり、こうした事故を防いでくれるようです。ただしスリーブにはRØDEロゴが大きく印刷されておりかなり不評ですね。

【追記】こちらTom Buck氏の新しい動画がYoutubeに出ておりました、非常にわかりやすいです。細かい改善点が多いですが、欠点を地道につぶし、結果として全体的に快適度が大きく向上している模様。
忌まわしいロゴはTシャツなど衣類用のビニールリムーバーで...


ちな、これです!ビニールリムーバー
AlbaChem VLR Vinyl Letter Removing Solvent

追記
RODE PSA-1+購入しまして、いろいろセッティングを試してみた結果、Blue Compassの基本セッティングと同じセッティングが自分には結局一番使いやすいことが判明...買い替えなくてよかったんじゃん
ただ、満足度はかなり高いです。お値段も高い(2万弱)ですが...
RODE PSA1+

追記
RODEのロゴ消しを行っている動画ありました。


ロゴにテープを貼っている人もいますね

posted by 曽我五郎 at 02:24| Comment(2) | TrackBack(0) | マイク

2021年10月24日

なぜRODE VideoMic NTGがゲームチェンジャーなのか? RODE Connectに対応

突然ですが、最近配信やWeb会議用にUSBマイクをぼちぼちテストしております。

機材が大げさにならない範囲でRØDE VideoMic NTGが意外といいかもと思っていたところ、つい先だってRØDEの配信用ミキサーソフトRØDE Connectがversion 1.3より本機に対応し、勝手にテンションが上がっております。
https://www.rode.com/blog/all/The-VideoMic-NTG-Is-Now-Compatible-With-RODE-Connect

実は配信や個人のweb会議向けではかなりいいんではないか...ちょっとだけそんな気がしたのでメモ。
(あ、個人のweb会議については、周りに音が漏れる/周りの音を拾うことを気にしないのであれば会議用のスピーカーホン、そうでないのであればヘッドセットが基本的にはいいかと思っています。この話は改めて...)
videomicntg_vmntg_helpsite_feature_5.jpg
▲RODE Videomic NTGのカジュアルなweb会議利用イメージ?

なぜショットガンマイク?

一般にショットガンマイクというとオーディオインターフェイスが必要なXLR接続の業務用のものか、ビデオカメラに3.5mmで接続するタイプのものしかなく、このRODE VideoMic NTGのような
ショットガンマイクでUSB接続可能
というのは現在まだ珍しいと思います。(COMICA CVM-VM20,SYNCO-D30,DEITY V-Mic D3 Proなど給電がUSBというものはちょくちょく見ますが)

で、ショットガンマイクのいいところは、
一般に指向性が非常に高く、側面背面の環境音をある程度抑制できることです。

このRODE VideoMic NTGはスーパーカーディオイドの指向特性で、配信に使われる一般的なコンデンサーマイクによく見られるカーディオイドよりも一段指向性が高くなっています。
rode_videomic_ntg_polarpattern.png
▲RODE VideoMic NTGの周波数ごとのポーラーパターン、上がマイクの向いている方向で、どの方向から収音できるかを描いた図(スーパーカーディオイド:収音範囲が前方に大きくシフトしているが後方も幾分拾う、特に低音)

なぜ配信にRØDE VideoMic NTG?

ということで改めてRØDE VideoMic NTGは実はかなり配信やWeb会議向けではないかと思うのでございます。なおこのマイクにはビデオ撮影を中心に非常にすぐれた特徴、気の利いた機能があるのですが、今回は配信用という観点でのみ挙げていきます。

理由1. PCとの接続性が高い(USB接続)

マイクとPCとつなぐのに一般的に必要となる機材=オーディオインターフェイスが別途いりません。PC側からマイクの制御が可能になります。
またUSBマイクという条件では機材の選択肢も少なく、システムの拡張に多くの制約を受けることになりますが、本機はあくまでUSB使えるというところがミソでしょうか。

理由2. そこそこ指向性が高い(スーパーカーディオイド型ショットガンマイク)

配信で使われるような一般的なコンデンサーマイク(例えばBlue Yetiなど)より指向性が強く、環境音の抑制が期待できる。
(後ほどUSBマイクのBlue YetiやShure MV7、RODE NT-USB Miniと比較してみたいと思います。)
なおショットガンマイクそのものはガジェット系YouTuberでも利用している方を結構見ます。

理由3. 大げさ感が少ない

マイクブームとか見た目大げさなセッティングにならずに使えそう(上記画像ですね)。またオーディオインタフェイスも不要でシンプルですみます。重さも99gと軽いのでセッティングの自由度も高そうです。
ただしマイク本体の価格は一般的なUSBマイク(例えばBlue Yetiなど)よりも高く、ここはやや「大げさ」と言えるでしょう。

理由4. 専用のソフトRØDE Connectにより、簡易な音声エフェクトも可能

RØDE ConnectはPodcastなどの配信を想定したミキサーソフトと思いますが、ミキシング機能に加えて
簡易な音声エフェクト(On/Offのみでレベル指定はできない)
Noise Gate(一定のレベルより低い音量の音をカットし、無音時に環境音を排除する)
Compressor(ダイナミックレンジを圧縮し大きな音と小さな音が極端にならないようバランスを保つ)
Exciter(高音域にわずかな歪みを加えることで音声に輝きをもたらす)
Big Bottom(低音域に倍音を加えることで音声を豊かにする)
が利用できます。
上記音声エフェクトについてはかなり素人の解釈なので、より正確にはRØDEのBlog:"RØDE Connect and NT-USB Mini Audio Processing Explained"をご覧ください。なお本機は75Hz/150Hzのローカットフィルタや高音ブーストのEQ機能、予備用の-20dB減衰音声(=PAD)併録機能が内蔵されており、そのコントロール(On/Off)をRØDE Connect上で行うことも可能です。

RØDE ConnectのRØDE VideoMic NTGの設定イメージ
▲RØDE ConnectのRØDE VideoMic NTGの設定イメージ(EQ, PADは本機の内蔵機能)
posted by 曽我五郎 at 04:33| Comment(0) | TrackBack(0) | マイク