ヤフオクでえらく安く出回っていたので買ってみました。
一応、毎度ですがBENROについて書いておきますと、
BENRO, SIRUIといった中国ブランドの製品は、一昔前の特に安物の撮影用品にありがちな中国製のイメージでうっかり触ると、腰を抜かすくらいにはしっかり作られています。
私見ですが、ターゲットはGITZOでしょう。残念ながらあまり日本のメーカは眼中に無いのではないかな...
この雲台は、いわゆるアルカスタイルの雲台で、
本国ではJシリーズという、さらに上位のラインナップが紹介されていますが(なぜか英語版のページにはない)、日本やアメリカでは現在、自由雲台の中で最上位に位置するラインナップです。BシリーズはB-00からB-4まであり、B-1は最もニーズの高いであろう小型のモデルと言えます。

ボール径:36mm
重量:0.36kg
公称耐荷重:12kg
[外見・仕上げ]★★★☆☆
外見はKIRKの自由雲台に近いと思います。
ボールはマットで、どちらかと言えばMarkinsよりはArca-swissに近い感触です。
高級感は特にないのですが、マットな仕上げかつシンプルな佇まいなので悪い感じはしません。
(写真機材に自己主張はいらないと個人的には思います)
[操作性]★★★☆☆
この雲台の特徴ですが、
本体にノブが三つあります。
・メインロックノブ
・パンノブ
ここまでは普通ですね。
そして、もう一つが
・フリクションコントロールノブ
おそらくKIRKの自由雲台なども同じ仕組だと思うのですが、これがどうもわからない...
締め付けをコントロールするパラメータが二つあって面倒なのです。
おそらくフリクションコントロールノブは、一度設定したら
以後固定して使うものだと思うのですが、
不意に触ったりして勝手に動いちゃいますよね。
実際これがないB-00、とても使い心地がいいです。
*Bシリーズの中で、最軽量のB-00だけ、フリクションコントロールノブがないのです。
ただ、一旦フリクションコントロールを決めてしまえば、後は一般的な自由雲台として気持よく使えます。
[クランプ]クランプはノブ式。Markinsとは違い、デテントピンがなくRRSやKIRKと互換性のあるタイプ。ノブのピッチは広めで、開け閉めが早く快適です。
また、古いモデルには水準器はないようですが、購入したB-1には付いていました。
[付属品・プレート]★★★★☆
BENROのプレートなんですが、どうも何種類かサイズがあるようで、B-1についてきたプレートは、RRSのレバー式クランプに対応するサイズでした。なお、ノブ式のクランプの自由雲台をお使いの場合は微妙なサイズの違いは気にする必要はありません。
BENROのプレートはこのあたりのサイズの統一ができてないので、おそらくしばらくはBENROからは、寸法にシビアなレバー式クランプの雲台は出ないのではないかと思っています。[2011.10更新]
BENROからレバークランプ出てますね。
なお、プレートは付属のレンチでなくても、十円玉などでカメラに取り付けられるようになっていました。個人的には、プレートをカメラに付けっぱなしなので、割とどうでもよいと思うのですが、この点を不満にあげてらっしゃる方をよくBlogで見かけましたので念のため。
また縦位置でのカメラの固定は、ゴムの摩擦によるものです。
個人的には、たわみが出やすいのであまり好ましいと思っていない方式ですが、汎用的なプレートとしては致し方ないところなのでしょう。多くのアルカスタイルの雲台にはプレートが付いてきませんから、プレートが付いてくるだけでも、よしとしましょう。
(Markins, RRS, Arca-swissなどの高級自由雲台ではプレートは付いてこない)
なお、日本での保証は2年、ユーザ登録で5年になります。これは素晴らしい!!
[総評]★★★☆☆
eBay経由など1万円以下で購入できるのであれば、コストパフォーマンス上納得感のいく製品。
アルカスイス型雲台としては十分に及第点、eBayの値段ならオススメ!
もし2万以上出すのであれば、定番Markins Q3やPhotoclamのほうが良いのではないかと思います。
また上位にJ-1というモデルが本国では出てますので、(eBayで買えます)こちらもチェックしてみてください。