2011年06月15日

驚異的に小さい(縮長30cm重さ0.6kg)カーボントラベラー三脚SIRUI(シルイ)T-025+C-10 ちょびっと感想

軽い三脚!軽い雲台が欲しいんじゃ!!との心の叫びに応えるべくコメント欄に書き込みいただいたetyer4sさんの謀略ご紹介でポチりました、まだ日本発売前、SIRUIのわずか30cmのトラベラー三脚T-025+C-10!!

ターゲットはおそらくミラーレスと呼ばれる小型のレンズ交換式デジカメ。それをいわゆる普通のデジタル一眼レフで日常的に携行しながら使ってみたいな、と思って購入しました。

競合は、VelbonのULTREK 45L(縮長29.5cm, 1.24kg, 全伸高156cm)とか、VanguardのNIVELO(縮長30cm, 0.6kg, 全伸高100cm)あたり、かなり局地的というか個人的にはGITZO GT-531でしょうか?

以下はちょっと触ったところでの簡単なコメントです。

[特徴]
・畳むとわずか30cmの小型カーボン三脚。
・重さは0.6kg!!雲台とあわせても0.8kg!
・エレベータが2段構造になっていることで、うまく伸長を稼ぐことが出来ている。
・雲台も29mmのボール径でわずか0.2kgはかなり立派。
・SIRUIご自慢のアルミ削り出しによる高い剛性の金属部。
・5段0型(=脚径22mm)ながら最も細い脚径は10mmをキープ。
・三脚単体、雲台単体の販売は今のところない模様。
・0.01mmの誤差精度のボールの雲台
SIRUI T-025 C-10
T-025 + C-10
▲T-025は写真一番右、左三つはアルミモデルT005(http://www.sirui-photo.de/serie-t.htmより)


■三脚部T-025
・最大径 22mm
・最小径 10mm
・最高伸長 1305mm(雲台を付けない状態で)
・センターポールを伸ばさない状態の伸長 1130mm
この三脚はセンタポール部が固定されており、センターポールなしにはできない。
・最低伸長 260mm
・縮長 300mm
・重量 0.6kg
・公称耐荷重 6kg

■雲台部C-10
・ボール径 29mm
・高さ 83mm
・重量 0.2kg
・公称耐荷重 15kg


[雑感]

■三脚部
・30cmは絶望的に小さい!軽い!!
通勤カバンやトートバッグに入っちゃう♪
・二脚にレッグウォーマ付き
・エレベータを伸ばした状態ではハッキリ言って華奢、縮めればこのサイズとしてはまあまあ高い剛性。二段目のエレベータはあくまで緊急用と割り切る必要がある。
IMG_4921.jpg
▲エレベータ二段。

試したPentax K-x + Tamron 18-250mm 4.5-6.3の望遠端、
おそらく一番厳しいだろうシャッタースピード1/2秒にて
等倍チェックを行う限り、

- エレベータ二段では
ライブビュー撮影+タイマー12秒で使える。
ライブビュー撮影+タイマー2秒ではシャッタを押したときのブレが収まらない。

- エレベータを一段に縮めると安定し、さらに脚を4段に縮めると
ライブビュー撮影+タイマー2秒でようやく使える。

GITZOの1型(=脚径24mm)5段トラベラー三脚GT1550T, BENROの0型4段トラベラー三脚C0680Tなどの1クラス以上上位かつ2まわり縮長の大きいモデルとの比較では、2ランク程度落ちる印象。
(ちなみに同条件をGITZO GT-531で検証しましたが、タイマー2秒でも無問題でした。)
脚部の付根は自慢のアルミ削り出し(=剛性が高い、一般の三脚はダイキャスト)ではあるものの、サイズ的に見て剛性にやや不安を感じる。
IMG_4915.jpg
▲削り出しが自慢の基部。正直やや心もとない気も...

ちなみにこの三脚、センターポールが三脚本体と一体になっているため、「センターポールなし」という状態にできません。

■雲台部
IMG_4899.jpg
▲何の変哲もない雲台。ホールドは素晴らしい。

・雲台はこのサイズ・重量としては、ボール径がやや大きめで工作精度も高く、かなりしっかりホールドする(このサイズでは知る限りNo.1)。
・ボールの操作も非常に滑らかで大変やり易い。
・デザインは何か安っぽく、相変わらずイマイチ。(低い価格帯の製品なのでむしろ当然なんでしょうが、逆にボール部の作りがやけにいいのでややギャップを感じる)
・雲台のデテントピンが出し入れできず、またネジのピッチも浅く、脱着はやや面倒
・クランプは小さめで頼りない。
・ノブの角度が微妙に設計されており、クランプ含めきちんと付属のトラベラー三脚の脚に収納できる。
(例えばMarkins Q3-TRといった他社の一般的なトラベラー三脚向け雲台では、GT1541Tなどのトラベラー三脚において、脚はたためるがクランプが収納できない、ただしそれでで困ることもない)
IMG_4925.jpg
▲分かりにくいが、雲台のクランプを雲台の縦位置撮影用の切り込みに倒した状態で、脚を畳める。

■その他
・付属のバッグは他のSIRUIと比べるとかなりシンプルなビニール。ただし、このサイズの三脚にはコレくらいのほうが重くならず良いと思う。
・プレートはごく小さなものが付属。付属のレンチもしくは硬貨で脱着可能。

雲台は見た目は安っぽいものの、非常に小さく軽く、その割にボール動作も滑らかで、ボール自身は極めてしっかりしています。この点で個人的に大変気に入りました。単体売りされていないのは実に残念です。

三脚は「この縮長を勘案すると」優秀、というより、通勤カバンにいれても違和感のないこの縮長と重さそのものが無二の存在ですね。
いかんせんセンターポールの支えが弱く一眼レフの高倍率ズーム200mmなどの望遠側では使い方に工夫(セルフタイマーやレリーズケーブルなど)が必要になると思います。

取り急ぎ...IMG_4922.jpg
▲「いつもより余計に伸ばしていますっ♪」

G-market経由、送料込みで約2万円
日本での取り扱いはいつでしょね?

追記 Amazonで購入できるようですので、リンクしました。(アフィリエイトになってます)
posted by 曽我五郎 at 02:07| Comment(7) | TrackBack(0) | 三脚

2011年06月02日

三脚関連サイト内インデックス

【三脚用語集】
1型2型3型...とは 三脚用語集 GITZOによる三脚のクラス名

トラベラー三脚とは 三脚用語集 GITZOによる三脚のシリーズ名


【三脚】
GITZOジッツオ
00型マウンテニア三脚 GT-531
掲載予定

1型トラベラー三脚 GT1541T
GITZO(ジッツオ)GT1541T トラベラー三脚のデメリット

1型トラベラー三脚 GT1542T
GITZO(ジッツオ)GT1542Tの疑問 <続> トラベラー三脚の意味無いじゃーん

GITZO(ジッツオ) GT1542Tの疑問 - GT1542T、GK1580TQR5、GK1580TQR4ようやく日本で発表!

GITZO(ジッツォ) GT1542Tのこと 新しいトラベラー三脚

3型システマティック三脚 GT3541LS
掲載予定

BENRO
トラベルエンジェル三脚C0680T

フラット三脚C1190T
BENRO(ベンロ) カーボン フラット三脚 C1190T 軽い!平たい!

フラット三脚C2190T
掲載予定

フラット三脚C3190T
BENRO(ベンロ)カーボン・フラット三脚 C3190T 大型三脚でも軽い!平たい

SIRUI
トラベラー三脚T025
縮長30cm重さ0.6kgの超小型カーボントラベラー三脚SIRUIシルイT025+C-10 ちょびっと感想

トラベラー三脚M3204
SIRUI(シルイ)買っちゃった M-3204 珍しい3型カーボントラベラー三脚

トヨ商事
HUSKYハスキー 3段

掲載予定
posted by 曽我五郎 at 04:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 三脚

2011年02月18日

SIRUI(シルイ)買っちゃった M-3204 珍しい3型カーボントラベラー三脚

今手元にSIRUI(シルイ)の3型(=脚径32mm)カーボントラベラー三脚M-3204があります。
思いがけずポチッてしまったのです。
トラベラー三脚には珍しい3型(=脚径32mmクラス)のやや大型の三脚です。
SIRUI M-3204
http://www.sirui-japan.com/products/m/m-3204.html

段数:4
パイプ径:32/20mm
全伸高:1480mm
伸高:1770
最低高:155mm
収納高:510mm
重量:1.7kg
耐荷重:18kg
価格:79,275円(税込)



IMG_3512.jpg
▲アルミ削り出しによる金属部


というわけで、簡単に雑感。
アルカスイスモノボールZ1を装着。270mmズームレンズ、APS-Cでブレ検証、問題なし。
(まあ先日CP+で触り倒していたので、概ね作りのよさは確認済み。)
・十分な剛性
概ね日本のブランドの三脚よりはよく出来ていると思うし、剛性そのものはGITZOに特に劣るとは思わない。
ただGITZO、特にGロックモデル特有のかっちり、重厚=オーラはまだそれほど感じない。
・珍しい3型(脚径32mm)トラベラー三脚
(=脚を折り返すことで雲台部分の長さを節約し、コンパクトに収納できるタイプ)
エレベータ無しで十分伸高があり(1480mm)、通常はエレベータを使わないと思う。
その場合、トラベラー型は収納時必ずエレベータを伸ばすのでちょっと面倒。
また、折りたたみにはやや力がいる。(これらは1型(=脚径24mmクラス)では感じなかった点)
・一本の脚を外して一脚にできる。
トクした感はあるが、実用上ほとんどメリットを感じない。
これが役に立つケースというのが思い浮かばないのです。
・しっかりした付属品
結構ちゃんとした専用ケースと、三脚ストラップが付いてくる。これはおトク。
・収納はコンパクト
さすがトラベラー、収納はコンパクト。ケースに収まった姿はとても3型とは思えない!
・現在利用中のGITZO GT3541LSはあまり持ち歩きたいとは思わないしケースの選択に難儀するが、こちらは純正のケースが付属して実に持ち歩こうという気になるコンパクトな佇まい。(ただし重さは大して変わらない)
・安っぽくないウレタングリップ
脚にはしっかりフィットしたしたウレタングリップが付いてくる。このグリップ、ホームセンターで売っているスポンジカバーと違って薄く硬めで野暮ったさはないのだが、なぜか2脚にだけ付いている。

SIRUIホームページ:
http://www.sirui-japan.com/

以上感想まで

[以下広告です]
SIRUIの三脚・雲台
posted by 曽我五郎 at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 三脚

2011年02月03日

GITZO(ジッツオ)GT1542Tの疑問 <続> トラベラー三脚の意味無いじゃーん

先週GITZO GT1542Tに触ってきました。
偶然あったのですが、私はGT1541Tユーザなので気になるのです。


疑問1. GT1542Tに雲台付けると長くなって、メリットなくない?
まず、GITZOのトラベラーモデルというのは、脚を180°折り返して収納できることで、雲台分の長さを短くできるというのが特徴の三脚です。

で、先日も書きましたとおり、GT1542Tはエレベータ(GITZOの言葉ではセンターポール)が長くなっており、折りたたんだとき、雲台が無い状態でピッタリ揃うエレベータの長さになっています。

つまり、雲台を付けると、その分だけ縮長が長くなります。

GT1541Tの場合、雲台によりますが概ね
収納長 ≒ 三脚の縮長

GT1542Tの場合、
収納長 = 三脚の縮長 + 雲台の長さ

このことを確認できました。ついでに雲台付けたら確実に純正ケースGC1201Tに入りません。

トラベラー型の意味無いじゃーん?
(私何か勘違いしているのでしょうか???)

そういうわけで、やっぱり買うなら雲台込みで短くなるGK1580TQR4の方でしょ?こう思うのです。(もしくは、エレベータをGK1580TQR4のものに交換)

疑問2. その他変わったのは何?
足の付根のデザインがオーシャントラベラーのように流線型のものに変わりました。
この結果剛性、おそらくねじれ剛性も、向上しました。
□脚の付け根の開脚ロックのデザインが変わりました。
また脚の付け根のキャップ部に脚が深くまで入っているそうです。このことで剛性が向上しました。
エレベータのロック方式が変わりました。
このことで、エレベータ部の剛性が向上しました。
なお剛性については、聞いた話です、実際に試して確認したわけではありません。正直店頭で試した程度ではGT1541Tとの違いがわかりませんでした。
GT1542T
▲GT1542T 足の付根のデザイン(モノクロ写真なのに他意はありません、設定を間違えただけです。)

密やかな疑問3. アタシのGT1541T、脚の付け根部だけ交換してGT1542Tにできない?
脚の付け根の開脚ロック部のデザインが変わっているため、一段目の脚ごと変えないと無理でしょう...


ところで旧製品のGT1541T, GT1550Tが瞬間風速的に世界一安かった!
GT1541T GITZO LEDライト(7000円くらいで売られていた)付き限定セット
49800円 - (10,000円のキャッシュバック)
10%のポイントが付くので、気分は3.5万円

GT1550T + GITZO LEDライト付き限定セット
54,800円 - (10,000円のキャッシュバック)
10%のポイントが付くので、気分は4万円

GT1541Tを結構いい値段で買っていた私は気を失いました。
そして気がつくと、手にはGT1550Tがぁ...あわわ

広告です。
新型のGT1542T買うなら筆者はこっちにします。雲台はヤフオクで売ると思いますが。
posted by 曽我五郎 at 06:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 三脚

2011年01月28日

カーボン三脚にウレタングリップの是非

デジカメWatchの記事によると
「アトリエJinは、「ハスキー」ブランド三脚専用のウレタングリップを13日に発売した。」

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110124_422379.html
らしいです。

サイズから想像するに、これはホームセンターなどで売られているスポンジカバーでしょう。

おそらく利益なんて出てないでしょうし、サービスの一環みたいなもんでしょうから、これをボッているとか全く思いませんが、デジカメWatchの記事になるということはちょっと驚きました。

さて、このウレタングリップ、アルミなどの金属三脚の場合、
レッグウォーマーとして、つまり寒い時期に脚に触れると非常に冷たくてつかめない、といったことを防ぐ目的としては理解できます。
しかし、そんなに冷たくならないカーボンの場合、余計なものを付けるのは、どうなんでしょうね。

で私は、ともすると重く煩わしい三脚ケースを使わなくてすむよう、衝撃にもろいといわれるカーボン三脚の衝撃対策としてウレタングリップをつけています。
ただ、カーボンはもともとその素材感が美しいだけに、ウレタンというのはどうしても野暮ったくなります。

カーボン三脚は剛性が高い代わりに、衝撃にもろいと言われます(つまり変形しにくい代わりに、限界を超えると壊れる)。おそらく金属三脚の場合、外部から衝撃を与えるとぐにゃっと変形するのだと思います。
まあカーボンと言っても、正確にはCarbon Fiber Reinforced Plastics、プラスチックですから。


ちなみに雲台には、百均で買ったポーチをかぶせます。
こちらもどうも被せたポーチが、人間の頭に袋を被せたように見えて心落ち着かないんですよ。

装着については、慣れないうちは結構失敗したりするので、少し余分に買うのがいいようです。
自分は、すべての三脚につけようとしていますが、古いハスキーは金属のせいかピッタリ張り付くようで、装着に時間がかかりました。でもなぜか新しいのは驚くほどスンナリ。
カーボンのほうも、それほど大変ではなかったです。シリコンスプレーや液体洗剤を付けるとよい、みたいな話を聞きますが、特に何も付けずに思ったよりはすんなり行きました。
装着参考事例:
☆Bin☆@ひ組さん エリシオンでGO!-「三脚にウレタングリップ装着」
http://minkara.carview.co.jp/userid/193379/car/80674/1052021/note.aspx
ニシヤマさん HEAVENLY FOREST-「HUSKY専用ウレタングリップ」
http://nishiyama0610.blog39.fc2.com/blog-entry-2788.html

あと、本当かどうか知りませんが、方向性があるらしく、柔らかい方から先にいれていくといいらしいですよ。

参考:
暮らしの百貨店:「SGB-XXX スポンジカバー」(一本から購入できます、3000円で送料無料。)
暮らしの百貨店:「SGB-XXX スポンジカバー」(一本から購入できます、3000円で送料無料。) (アフィリエイトになっています)
内径24mmと29mmがありますが、脚径24mmから28mmまでの三脚は24mm径のカバー、29mmから32mmは29mmのカバーが良いかと思います(一応24, 25, 28, 32,ハスキーでの経験値として)。
IMG_4340.jpg


ところで全くどうでもいい理系的ウンチクですが、冷たいアルミ三脚も、そうでないカーボン三脚も、ウレタングリップも、その物体の温度って、置いてある場所の気温と同じなんですよね。
要するに3℃の部屋に置いてあれば、アルミ三脚も、カーボン三脚も、ウレタングリップも物体の温度は3℃で同じ。冷たいのは温度のせいじゃない。
でもアルミのほうが冷たいと思うのは、触った短い間に熱を奪う量が違うから=熱伝導率が高いからです。熱い冷たいは温度の問題でなく、熱の問題なんですね。

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posted by 曽我五郎 at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 三脚