2014年08月08日

なぜ今Canon FDレンズ

本記事は限りなくメモ書きです。
追記:下記は2014年時点でのα7Sでの利用を想定したメモで、2016年現在本文にある電子式マウントアダプタの完成度は十分に高いものとなり、またEマウントのレンズバリエーションも飛躍的に広がったことから、あえてFDレンズを購入してまで利用するメリットはほとんどないかと個人的には思っております(現在FDレンズはほとんど使っておりません)。

[背景]

現在いくつか理由があって銀塩マニュアルフォーカス世代のCanon FDレンズの併用を始めました。

理由はα7sで明るいレンズを使いたいから。


Canon EFマウントの利用が理想なんですが、期待していたMetabnes製アダプターがやや不調のため、ちょっとだけ意気消沈していたのです。

(なお本国で現在発売中のMetabonesのスマートアダプターMarkIVについては、ファームウェアV0.32となっておりα7s対応済みのようです)。

ついでに未だにEFマウント用のSpeed Boosterが出ないMicro Four Thirds(のGX7)でもSpeedBoosterを使いたかったのであります。FD用のSpeed Boosterは出ているのです。なお他社製のフォーカルレデューサは画質面で妥協が必要です(参考: : 雲台のこと・三脚のこと「各社Speed Booster vs Lens Turbo画質比較(解像度・ホットスポット)」)。(2014.8.27追記 現在はマイクロフォーサーズ用のスピードブースターが発売になっています)



[EFマウントは電子制御型アダプタでないと使いにくい]

以前の記事から繰り返しますが、

EFマウントは

・絞りが電子制御のため、絞り環がなく、絞りを物理的に変えられない。

・特に個人的によく使うEF85mmF1.2L(II)やEF50mmF1.0Lは、フォーカスリングも電子制御のため、電源が入っていないとピントも変えられない=使えない。

のでアダプタに求められるハードルが一際高いのです(なんらかの電子制御機能が必要)。そして今回α7Sでは、その神アダプタが少しままならない、マイクロフォーサーズ用は長い間期待されつつ、未だに出ていない。(2014.8.27追記 現在はマイクロフォーサーズ用のスピードブースターが発売になっています)


ので、一旦EFマウントはあきらめたとして、他のハードルの低いレンズはどうだろうか、と思った次第です。なおα7Sにこだわるのは、 現時点で大型センサーでサイレントシャッターが使えるのはこの機種しかないためです。暗いステージ撮影に使いたい。(APS-CサイズでもSpeed Boosterが使えればいいが、現時点ではサイレントシャッターが使える機種は存在しないのです。2014.9.30追記:11月に発売の富士フイルムのX-T1グラファイトシルバー エディション、および12月にリリース予定のX-T1のファームウェアでも静音撮影が可能なようです。 )


[なぜCanon FDレンズ?]

さて今回数あるマニュアルレンズ群の中でもFDレンズにした理由は

ラインナップがわかりやすかった

ラインナップがEFマウントと被る部分が多いので、個人的にはレンズの検討・選択が比較的しやすかった。


・明るいレンズを使いたかった

特に他のマウントではあまり見ないFD85mmF1.2Lを使いたかった。


・安いと思った

長い歴史を持ち未だに続くNikonのFマウントのレンズに比べると、汎用性が低い(FDは一眼レフの中ではフランジバックが短く装着可能な一眼レフボディがほとんどない)ので、安価であろうと思った、が実際はそれほどでもなかった気がする。まだ様子見ということもあって、安さはとても大事。


・他のミラーレスでも結構使えそう

APS-CサイズやマイクロフォーサーズでもMetabone製Speed Boosterなどのフォーカルレデューサが出ており、NEXでの経験から画質面でも画角面でもなかなか使えるのではないかと思っております。

(なお別記事の通り他社製のフォーカルレデューサは画質面でやや疑問)


またFDの弱点としては

・ミラーレス以外のデジカメではほとんど使えない

例えばNikonのFマウントレンズだとフランジバックが長いので、ほとんどの一眼レフ含むカメラで使いまわしができますよね(汎用性が高い)。


機構が複雑で保守性に劣るらしい

情報伝達を機械式に行っていたことで、レンズシステムの発展に伴いその仕組みが複雑化したことと、NewFDではもともとスピゴット式だったものを疑似的なバヨネット式にしたことによるものでしょうか?


・他のマウントに比べると曇りを発生しやすい(ヘリコイドなどのグリース由来??)らしい

ホント?とも思う。

といったことが言われており、経年劣化のリスクが他マウントのレンズに比べ多少高いかもしれません。。


まあ、マウントアダプタを常時咬ませるつもりなので、すべてが同じマウントである必要もないのですが、同じ方が運用しやすいとは思われます。(もしマイクロフォーサーズの本体でも、これらのレンズを使いたいといったことになった場合は組み合わせがn対nになりますから、面倒になりそうです)

なおマウントアダプタFOTGAの700円くらいのものを使っています。


[購入したFDマウントのレンズと価格]


もともと広角レンズは持ってなかったが、割と手頃だったので買ってみた。8000円弱+フードBW-52C:700円で購入

自分の使い方ではF4くらいに絞って使うことがほとんどなので、(単焦点としては)多少暗くても問題ないかと想定。しかしデジカメで使う前提では、一般に(解放から使えて周辺の流れが少ない)広角のいいレンズは少ないですね。



24mmに比べると玉数が多いのか、手ごろですね。1000円台半ば+送料(ヤフオク)で購入。



どうせなら少し明るいレンズも試してみたくなり... 10,000円台+送料(ヤフオク)で購入。



35mmは結構よくある画角だと思うんですが、28mmに比べるとやや割高(こちらはポートレート的にも使う想定で、1段明るいF2の方にしましたが)。12,000円台半ば+送料(ヤフオク)で購入。これ以上高いとMitakonの35mmF2やYongnuoのYN35mmF2など新品の明るいレンズと値段が変わらなくなる。


New FD50mm F1.4 2年くらい前に5千円弱+フードBS-52:500円で購入

所謂標準レンズとして。


FD50mm F1.4 S.S.C. 3千円+フードBS-55:500円で購入

お約束レンズのようなので購入したが、ほとんど使っていない。


New FD85mm F1.2L 6万円台半ば+フードBT-72:3000円(高い!)で購入

このレンズはNEX-5N入手のころから相場を観ておりましたが一時は4万円台だったものが、レンズ交換式ミラーレスデジカメボディでの利用が一般化して8万前後にまでなりました。


New FD135mm F2 (FDではLレンズじゃないんですねー) 3万円弱で購入


New FD200mm F2.8 多分後期型 2年くらい前に13000円半ば + 送料で購入

このレンズはNEX-5Nでステージ撮影の際に役に立ちました。それ以降は使っていません。


[キヤノンのレンズマウントの種類]

マニュアルフォーカス一眼レフ時代のキヤノンのレンズには

・(キヤノン)R

・FL

・FD

・New FD

があり、物理的な互換性を備えているということです(銀塩の実機を持っていないので、あくまで聞いた話です)。


FD(1971年〜)は、FLに比べTTL開放測光用に絞りの連動レバーとレンズの開放Fナンバーを伝えるピンを追加したマウント。

開放測光というのは実際の撮影時の絞り値で測光(絞り込み測光)するのではなく、シャッターボタンが押されるまでファインダが明るい絞り解放状態のままでカメラボディ側の露出計を機能させるものです。このためにレンズ側で設定している絞りの値を伝える必要があり、FDはその仕組みを持ったマウントになっているということになります。さらにAE(シャッタースピード優先などの自動露出)のため、カメラ側で設定した絞り値をレンズに連動できる機構を備えています。

マウント方式はFL同様スピゴット式で、現代の交換式レンズのようにレンズをはめた後レンズを回すバヨネット式でなく、レンズをはめた後、レンズの外側にある銀色の枠を回してロックします。

また画質面では

1)中心解像度1mmあたり100本以上を確保する。
2)高コントラスト性能を発揮するために必要とする充分な配慮を具現化する。
3)硝材の選択とコーティング技術を活用し、交換レンズ間で生じたカラーバランスの崩れを最小限に抑え、かつ多層膜増透処理を採用し透過率の向上を計る。
4)フレアの発生を抑制するレンズ構成と界面反射防止の実施、鏡筒内や部品からの反射を防ぐ反射防止処理技術の確立、有害光をレンズ内に取り込まない鏡筒設計。

といった方針が明示されています。


S.S.C.とは

製品名にみられるS.C.はスペクトラ・コーティング、S.S.C.スーパー・スペクトラ・コーティングのことで、多層膜コーティングになっています。NewFDではこの銘がなくなりました。


・放射能レンズ(アトムレンズ)

FL/FDのラインナップには、硝材に酸化トリウムを使ったものが一部に見られ、放射線を発生し健康を脅かす可能性と、経年劣化による黄変という光学的な影響があります。なお黄変は紫外線の照射で改善するようです。

個人的には、上記リスクを冒してまで入手する優先順位は低いかと思いました。




(Radioactive lenses - Camerapedia:より抜粋、キヤノンカメラミュージアムへのリンクは筆者)
FL 58mm f/1.2
FL 50mm f/1.8
FD 17mm f/4
FD 35mm f/2.0 (versions from the early 1970's, concave(前玉が凹レンズになっている希少モデルです。余談ですが前面凹レンズというのは、鏡筒内のムダな反射が抑えられ、フレアやゴーストの少ないデジタルでは好まれる設計になるようです...参考))
FD 55mm f/1.2 S.S.C. Aspherical

New FD(1979年〜)はFDと物理的な互換性を保ちつつ、バヨネット式と同様の使い勝手を実現したものです。

またFDに比べると全体的に小ぶりで軽量化されたものが多いです。


NewFDより軽量化やコストダウンの影響の少なく、重量感のあるFDを求める向きもありますが、自分は特別な理由がない限り、経年劣化のリスクが比較的少なくコンパクトなNewFDのものを求めるようにしています。


参考:キヤノンカメラミュージアム「歴史館 - キヤノンカメラ史

参考:デジカメWATCH「(第2話):キヤノンの苦悩


旧世代のものは、特にデジタルボディによる利用では、フレアやゴーストが出やすいといったことは想定していましたが、FD 85mm F1.2Lを使っただけでのかなりざっくりとした印象としては、新しいレンズのほうが解放でのにじみが少なくコントラストがしっかり出る印象があります。

posted by 曽我五郎 at 04:00| Comment(1) | TrackBack(0) | レンズ

2014年06月21日

α7SとMetabonesのアダプター(Mark IV)で不具合? Canon EF Lens to Sony NEX Smart Adapter (Mark IV)

2014.7.20 追記 Metabonesより本件で返信あり
2014.8.15 追記 対応ファームウェアV0.32リリース
2015.6.26 追記 対応ファームウェアV0.4で問題が出なくなりました

前回あまり書きませんでしたが、今回いろいろある電子制御可能なEF-NEX/α(FE/Eマウント)アダプタのうちMetabonesにしたのは、単にアダプタ内部が広く見えたから、です。
あまり堂々とフレアカッタがあると光量ロスが発生しやすいんじゃないか(もちろんないと余計な反射を拾ってしまう)という漠然とした不安があったのです。(参考:絞り機能付きEFレンズ用マウントアダプターは、解放であっても光量ロスを発生するこの中でフレアカッタのあるなしで光量もしくは余計な光の取り込み?の違いを比較してみました)

まあMetabones、特に今回購入したスマートアダプターMark 4(Canon EF Lens to Sony NEX Smart Adapter (Mark IV))が内部に大きな空間を持っているのは、ティルト/シフトレンズの利用を想定してのようですが、不用意に光がカットされないでいいと勝手に思ったのです。
MarkIV-01s[1].png
ちなみに、そのままパクリかと思われる構造のアダプタもebayに10,000円くらいでありました。
$_57[1].JPG

Techartはフレアカッタがスクエア、こっちの方がファームウェアの更新が自分ででき、将来の不具合やバージョンアップに対応できそう。追記:Metabones IVも自分でアップデート可能です。さらにかなりの頻度で更新しています。
416pOoQ3hBL[1].jpg

なおMetabonesのアダプタはFedExでの配送にしたところ13日夜に発注して16日に到着。消費税2400円とFedExの通関手数料500円が別途

で、今のところですが、
どうもA7sとの組み合わせでは、不具合があります
撮影後書き込みランプが点灯してないのに、ブラックアウトが発生し、しばらく反応しなくなる、その後おもむろにモード表示(MとかS)だけが出て、そのうち全体の表示が出て、ようやく撮影可能になる。その間おそらく10秒程度、操作は受け付けられません。しかもシャッタースピードや感度などの撮影パラメータが電源ON時の状態に初期化されてしまうため、都度設定し直す必要があり見事にシャッターチャンスをロスとする、というものです。何かが再起動されるプロセスのようにも思えます。

レンズはCanonのEF85mmF1.2LIIとEF135mmF2.0L、
すべてTv優先かマニュアル、サイレントモードで、速度優先連写、書き込みはRAW+JPEG、書き込み先はSANDISKの95MB/sのやつです。フォーカスはAF-Sかマニュアルです。

FEマウントのレンズは持っていないので、確認していませんが、EマウントのE35mmF1.8OSSをA7Sに装着して使う分には不具合は発生しません。

また同じアダプタとレンズをNEX-5Nにつけて使う分にも問題は発生しません。

2014.6.24追記
日本の代理店デジタルホビーのページによるとα7sに対応しているそうです。()
「最新のSONY α7sに対応した「電子接点付キャノンEFアダプターVer4,」が発売となりました。」
自分は直接Metabonesから買ったので、そろそろMetabonesに聞いてみようと思います。
なお、Metabones本社のページにはα7s対応がそもそも謳われていません、念のため

お使いのみなさんはどうですか??

2014.7.20 追記
だいたい発生の条件がわかりました。
速度優先の連写を通常の連写にすると全く発生しません。(サイレントモードで)
自分はマニュアルフォーカスでも、速度優先連写しか使わないので、いつも起きますが。
(サイレントモードは自分の場合大前提なので、これがない場合どうなのかは試していません)
また、Metabonesより本件で返信がありました。

待ってね、新しいファームウェアがもうすぐリリースされて、自分でアップデートできるから

だそうです!!

現在Metabonesのホームページ上でα7Sについては
A7S (Mark IV supports auto "APS-C Size Capture" with EF-S lens) - Smart Adapter with firmware V0.32
とファームウェアのバージョンが0.32以上であることが求められているようです。

2014.8.15 追記
本件に対応したと思われる新ファームウェアがダウンロード可能となっているように思えます。が、私の環境(Windows 8.1 IE11)ではダウンロードできませんでした。(ダウンロードボタンを押しても何も起きません。exeファイルをダウンロードするようになっており、セキュリティの問題なのかもしれませんね)。なお説明によるとMicroUSB端子経由でアップデートするのだそうです。
Firmware V0.32 (Windows)
Firmware V0.32 (Mac)


2014.8.18 追記 ダウンロード & インストールできました!!
少し試したところ、まだ速度優先連写でフリースする現象は発生しています。

2015.6.26 追記 対応ファームウェアV0.4で問題が出なくなりました
遅くなりましたがV0.4では件の問題が解決されたようです。

余談ですが、当時メーカーが謳っていないα7Sへの対応を十分な検証もなく先走ってアナウンスしておきながら、不具合の発生とそのファームアップの外部へのアナウンスがない日本の代理店の姿勢は、ちょっと疑問ですね。私はメーカーから直に買いましたが正解だったと思います。

関連:α7/NEXでCanonEFレンズを使うには(マウントアダプターまとめ)
posted by 曽我五郎 at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2014年06月18日

Metabones Canon EF Lens to Sony NEX Smart Adapter Mark IVにした

Mark IV(4), 結局一番お高いMetabonesのSmart Adapter Mark IVにしました。これをつけるはずの本体、α7Sは届いていませんが...

今まで持っているのは、AFの効かない同アダプターMark ISpeedBoosterですが、Speedboosterとの比較では、なんかAF速い気がする(NEX-5Nにて)。ってか、SpeedBoosterで使えなかったレンズでAF使えてる。MarkIIIのときからそうなのかはよくわかりません。

さ、果たしてα7Sで使えるのか?
posted by 曽我五郎 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2014年06月11日

EOS EF-NEX/α FEアダプター再び

SONYのα7Sの高感度性能と静音シャッターに鼻息が荒くなっております。

正直、高感度性能は他のα7と、広告で期待するほどは変わらないだろうなと思っておりますが、なにより静音シャッターがこのサイズのセンサーで使えるのは魅力です。

そもそもこんな恥ずかしいチラシ裏を書いてしまった、というのもあります。

現在は、静音性能に惚れて、Lumix DMC-GX7を使っておりまして、こちら使い勝手はすこぶる良く、普段使いには最高なのですが、コンサート撮影用にと勝手に期待しておりましたm4/3用のSpeed Boosterが一向に発売されないので、完全にしびれを切らしました。
参考:2014.4.14「完全電子制御のEF-m4/3版Speed Boosterはもうすぐ発売される」らしいです
2014.1.17 EOS EF-Micro 4/3 Speed Boosterの廉価版、RJブランドのレデューサを買ってみた


なお、m4/3の場合コンパクトさが売りのため、求める明るさの(=画角をそろえた場合の有効口径の大きな)レンズがないため、EOSのレンズを使いたいわけです。
2014.12.3 マイクロフォーサーズで明るさを求めて

特にSonyのミラーレスについては、いくらセンサーが大きくても、レンズが暗いと受け取る光量も減るのでセンサーサイズが大きい意味ってレンズの要求解像度が低くて済むくらいで、ほとんどないわけです。

同じ画角で期待するS/N比(高感度耐性)もしくはセンサーが受け取る光量は、ボケ量をそろえると、実はセンサーサイズにほとんど依存しないんですよね。言い方を変えると同じ画角であれば高感度耐性は付ける有効口径に大きく依存し、センサーサイズにほとんど関係しない。
(F値はセンサーフォーマットが違う場合の議論では誤解を招くことが非常に多いのでここではあえて使いません)

で、何が言いたいかというとセンサーが大きかろうが、小さかろうが、つけるレンズの有効口径がモノををいうわけで、そういうレンズってm4/3にもSonyのミラーレスにもほとんどないので手もちのEOS EF 50mm F1.0Lとか85mm F1.2LIIを使いたい!!
(最近中一光学の50mmF0.95とかありますね。APS-CだとIBELUX 40mm F0.85が話題にはなりましたがフルサイズで見ると60mm画角F1.3ボケ相当)

以前かなり鼻息荒くmetabonesのスマートアダプターを購入しましたが、NEX(少なくともNEX-5N)は操作性が絶望的で、かつコンサート目的ではシャッター音もやかましいので、さらにGX7を買ったので、結局使わなくなっておりました。(A7もUIは絶望的なようですが)

で、今回α7S購入を前提に改めて見ると、当時はMetabonesしかなかった電磁絞り制御対応AEのEOSレンズ用のアダプタがいろいろなメーカーから大量に出ているんですね(なんでm4/3用は出ないのか?!)
しかもAF対応当たり前。すくなくともブランド銘があるものでは
Metabones Canon EF Lens to Sony NEX Smart Adapter (Mark IV)
Techart EOS-iNEXII=DEO TECH CANON EOS EF to SONY Alpha E AF Adapter Mark.3 [Falcon]?
それ以外にもeBayやAmazonを見ると
Viltrox(リンク先はFF非対応の旧製品)やら
R.J.Cameraやら
Yongnuoやら
・Commliteやら
Kingやら
どうやら有象無象...
(日本で見るSTOKなどは販売ブランドなのでしょう)

自分の基準では以下の条件でアダプタを選びたいと思っています。
・α7Sで使えること
・EF85mm F1.2LII, EF50mm F1.0Lのマニュアルフォーカスが使えること
(フォーカスリングが電子式のため、素のアダプタだとマニュアルフォーカスすらできない)
・AFは重視しない
・光学性能重視
(フレア発生、光量ロス)
・工作精度
・拡張性・サポート

で、どれにしようかという話です。

続く

メモ
http://aki-asahi.com/store/html//w-paper/w-paper.html
http://www.dpreview.com/forums/thread/3489867
https://ganref.jp/m/byamaki/reviews_and_diaries/review/6281
http://www.dpreview.com/forums/thread/3600123
http://www.dpreview.com/forums/thread/3613416
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000586357/
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000586357/
posted by 曽我五郎 at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2014年02月23日

「完全電子制御のEF-m4/3版Speed Boosterはもうすぐ発売される」らしいです→発売

MetabonesのSpeed Boosterの設計者のBrian Caldwell氏がDpreviewに投稿した記事のコメントによると完全電子制御(AE/AF/IS対応)のEF-m4/3版Speed Boosterはもうすぐ発売されるそうですね、楽しみです。(ちょっと噂サイトの体?)

半年以上この手の話に翻弄されている身としては
まあ知りたいのは、その「もうすぐ」ってのが「いつ」なのかってことですが...

http://www.dpreview.com/forums/post/53162354より 2014.2.21の投稿
「完全電子制御のEF-m4/3 Speed boosterはもうすぐリリースされる。それは設計や製造のための試作品ではない。思い出してほしい、最初のSpeed BoosterのモデルはEF-NEXなのだ。だからこれは水面下で進められている計画とかではない。」
"A fully electronic EF - m4/3 Speed Booster should be released soon. Its not a trivial product to design and manufacture. Remember, the very first Speed Booster was Canon EF - to - Sony NEX, so there is no hidden agenda going on."


追記2015年6月現在Metabones社の電子接点付アダプタはAEには対応していますが、AFには対応していません。
また2015年6月現在KIPONのモノはフォーカルレデューサがありませんがAFに対応。この手のアダプタとしては、レンズによりますが、かなり速いようです。続きを読む
posted by 曽我五郎 at 04:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2014年02月21日

「各社Speed Booster vs Lens Turbo画質比較(解像度・ホットスポット)」

DPreviewに、Metabones製Speed Boosterの設計者Brian Caldwell, PhDより、各社製マイクロフォーサーズ用フォーカルレデューサ機能付きアダプタの比較記事の投稿がありました。

■概要
投稿は
・解像度
・ゴースト発生

について

1) the Light Cannon by Vizelex
2) the Lens Turbo by Zhongyi
3) the R.J. Focal Reducer
4) the Speed Booster by Metabones

の各社フォーカルレデューサ付アダプタを比較をしています。

この結果を主観的にみると
・解像力
4) the Speed Booster by Metabones >> 2) the Lens Turbo by Zhongyi > 3) the R.J. Focal Reducer >> 1) the Light Cannon by Vizelex
かなと思います。
▼下記はレンズの中心域での解像度比較(解像力チャートを撮影-抜粋)
解像力比較.jpg

・ホットスポットの発生
1) the Light Cannon by Vizelex > 4) the Speed Booster by Metabones >> 3) the R.J. Focal Reducer > 2) the Lens Turbo by Zhongyi
となりますが、the Light Cannon by Vizelexは解像力の結果があまりにひどいので選外でしょう。
▼下記は中間域で最もひどくホットスポットが出たケースの比較(ホワイトボックスに黒い布テープを貼って撮影-抜粋)
ホットスポット比較.jpg

■詳細 Brian Caldwell氏の投稿 "Micro Four Thirds Focal Reducer Shootout"

brian-caldwell[1].png
「メタボーンズより2013年6月にm4/3向けの汎用フォーカルレデューサが発売されて以来、いくつかの同様の製品が登場した。私の知る限りこうした製品の解像度に関するシステマチックなテストが公表されたことはなかったので、今回テストチャートを用いた等倍比較を行うことにした。

下図のマトリックスは、
テストチャートをニコン 50mm f1.4G(開放)というレンズで撮影した結果の
中心、左側、右側、全四隅を等倍で切り取ったものだ。
1) ライト・キャノン by Vizelex
2) レンズ・ターボ by Zhongyi (Mitakon)
3) R.J.フォーカルレデューサ
4) スピード・ブースター by Metabones
テストチャートはEdmund Opticsから安価で入手できる標準解像力チャートを用いている。http://www.edmundoptics.com/testing-targets/test-targets/resolution-test-targets/resolving-power-chart/1665
なおこのチャートは明るさが一定でなく、右側がやや明るくなっていることに注意されたい。
またどの場合も、中心のコントラストが最大になるように撮影している。使ったカメラはパナソニック製G6だ。」

"Since Metabones released the first
general purpose m4/3 focal reducer in June 2013 several more products have appeared on the market. To my knowledge, there haven't been any systematic high resolution comparison tests of these focal reducers, so I decided to shoot a test chart and put together a matrix of 100% crops.

The matrix below shows 100% crops from the center, left side, right side, and all four corners of test chart images taken with a 50mm f/1.4 Nikon G lens (wide open) attached to: 1) the Light Cannon by Vizelex; 2) the Lens Turbo by Zhongyi; 3) the R.J. Focal Reducer; and 4) the Speed Booster by Metabones. The test chart used is a standard Resolving Power Chart available at low cost from Edmund Optics: http://www.edmundoptics.com/testing-targets/test-targets/resolution-test-targets/resolving-power-chart/1665 . Note that the chart illumination wasn't perfectly uniform, and was a little brighter on the right side. In each case, focus was adjusted for maximum contrast in the center of the field. The camera used was a Panasonic G6."


▼解像力比較結果(クリックで大きくなります)
比較: 1) the Light Cannon by Vizelex; 2) the Lens Turbo by Zhongyi; 3) the R.J. Focal Reducer; and 4) the Speed Booster by Metabones

Brian Caldwell氏の投稿 "Shootout Part 2: Hotspotting"
次の検証では、背面光源のソフトボックスに黒いガッファーテープ(布製粘着テープ)を四角く切り取ったパッチを前面に貼ったものを撮影した。レンズはシグマ製18-35mm f1.8を絞りf16にしている。このレンズを使った理由は、ズームの最中35mmの焦点域で70.3mm、18mmの焦点域では149.4mmに射出瞳が変化する。このことが射出瞳に大きく依存するホットスポットの検証では役に立つ。
なお、149.4mmというのは、一般的に言って長い射出瞳である。普通の一眼レフの射出瞳は100mmにも満たないものだということに注意されたい。

シグマのレンズにつけたのは以下の通り。
1) ライト・キャノン by Vizelex
2) レンズ・ターボ by Zhongyi (Mitakon)
3) R.J.フォーカルレデューサ
4) スピード・ブースター by Metabones
5) 素のアダプタ経由のシグマレンズ(フォーカルレデューサなし).
Lens Turbo and R.J. Focal Reducerのケースでは、中間域の焦点距離でホットスポットが最もひどく出てるので、それを選んだ。これは絞りのゴーストがはっきりと出ているときに発生する。スピードブースターで一番ひどく出るのは、焦点距離18mm(広角端)のときだ。
こうしたホットスポットは光軸上に絞りのゴーストイメージがあるため、フレームの真ん中あたりでは、いつでも起こっている。

シグマの18mm-35mm f1.8そのものは、最下段の2つのイメージを見て分かるように非常にゴーストの発生が少ない。比較したフォーカルレデューサの中では、Vizelexのライト・キャノンが最もホットスポットが少ない。それは光学系が一個のレンズエレメントで構成されているからに他ならない。しかし残念ながらその簡潔な設計は、解像力では前記のように絶望的な結果になっている。

In the second part of the focal reducer shootout I shot images of a back-illuminated soft box with a square patch of black gaffers tape taped to the front. The lens used was the Sigma 18-35mm f/1.8 set to f/16. The reason I used this lens is that its exit pupil varies substantially during zoom, ranging from 70.3mm at the 35mm focal length to 149.4mm at the 18mm focal length. This is useful because hotspotting behavior is strongly dependent on the exit pupil distance. Note that 149.4mm is an unusually long exit pupil distance, and most SLR lenses have an exit pupil distance less than 100mm.

Combined with the Sigma lens are 1) Vizelex Light Cannon; 2) Zhongyi Lens Turbo; 3) R.J. Focal Reducer; 4) Metabones Speed Booster; and 5) Sigma lens by itself with a plain adapter (no focal reducer).

In the case of the Lens Turbo and R.J. Focal Reducer the intermediate focal length position was chosen to show the worst instance of hotspotting. This occurs when there is a sharp ghost image of the aperture stop. For the m4/3 Speed Booster the worst hotspottiing occurs at the 18mm focal length position (exit pupil distance = 149.4mm). Hotspots like this always occur in the middle of the frame because they are ghost images of the iris opening, which lies on the optical axis.

The Sigma 18-35mm lens by itself has very low ghosting, as shown by the two images in the bottom row. Among the focal reducers, the Vizelex Light Cannon performs best because it has only a single optical element. Unfortunately, this simple design also means that image sharpness is extremely poor, as can be seen in Part 1.

DISCLAIMER: I'm the designer of the Speed Booster optics.


▼ホットスポット比較結果(クリックで大きくなります)
6183708225fa4e28854f2836adaee143.jpg
posted by 曽我五郎 at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2014年01月17日

EOS EF-Micro 4/3 Speed Boosterの廉価版、RJブランドのレデューサを買ってみた

元祖MetabonesよりEFマウントレンズ対応のSpeed Boosterがなかなか出ない一方、別ブランドより同等製品が出たので買ってみた。

まず、おさらい
Metabones製Speed Boosterでは、
・画角が焦点距離で数えて0.71倍相当になる。
・F値が1段明るくなる。
(・EFマウント-NEX版は、AE, AFが効く。)
というご利益があるマウントアダプタだ。

簡単に言うとマイクロフォーサーズで使う場合、
APS-Cサイズのデジカメになったのと同等の効果がある。

今回買ったのは、別会社が出すそのSpeed Boosterの廉価版

本家Metabones製との違いは、
・倍率が0.72倍
・絞りは解放のみ
EOSは一部のレンズをのぞいて基本的に電磁駆動絞りなので、電気で制御しない限り絞りを変えられない。
・オートフォーカス非対応
EF-NEX用のMetabones製Speed Boosterでは、一応オートフォーカスができるが、こちらはできない。
また電子的な接続のないアダプタの場合、電子式マニュアルフォーカスであるEF85mmF1.2LIIやEF50mmF1.0Lなど一部のレンズでは、マニュアルでさえピントをあわせられない=使えない

また、Mitakon Lens Turboなどの同様の廉価版のレデューサでは、Blue Spotが出ることが指摘されていたが、今回の製品は、光学設計を改め、
No Blue Spotが謳われていた
(が、今、当該ページを見ると書かれていない...多分バージョンを重ねたFマウント用の同製品の説明と勘違い)

見た目の印象
・モノコートにありがちなややアンバーな色(このあたりが本家Metabones製と比較して品質が違うところか)
・メーカー名など特に記述がない(RJらしいが不明)
IMG_5681.JPG

使ってみて(同じレンズをEOSのAPS-C機につけた場合と比較して)
APS-C相当と書いたが、EOSの場合1.6倍クロップ、このアダプタは1.4倍クロップ相当なので、EOSのAPS-C画角よりはかなり広い。
また比較するとマイクロフォーサーズのアスペクト比が4:3であり、慣れた3:2と比較すると印象はかなり異なる。
現在下記のSamyang 85mm F1.4 EF 50mm F1.2Lで使っているが、どうも解像度が上がらず、期待した画質が得られていない。これがこのアダプタによるものか、他の要因なのか、追って検証していきたい。

【2014.2.20 追記】解像感に関する不満について

下記のように書きながらも、何度か素のアダプタとレデューサの撮影を繰り返し、
素のほうがやや耐えられるかな、という気がしていたところ、以下の記事がMetabonesオリジナルのSpeed Booster設計者Brian Caldwell, PhDからマイクロフォーサーズのレデューサに関する解像度とゴーストに関する比較検証記事が投稿された。非常に参考になった(明らかにMetabones製が優れる、RJ製は解像度はいまひとつ)。
Micro Four Thirds Focal Reducer Shootout
解像力比較.jpg
詳細は各社Speed Booster解像度・ホットスポット比較 (Vizelex製Light Cannon / Zhongyi(Mitakon中一光学製Lens Turbo / R.J. Focal Reducer / Metabones製Speed Booster)にて


▼50mm f/1.4 Nikon G lens (wide open) attached to: 1) the Light Cannon by Vizelex; 2) the Lens Turbo by Zhongyi; 3) the R.J. Focal Reducer; and 4) the Speed Booster by Metabones
http://www.dpreview.com/forums/thread/3627547より
3bdcf1923b6b4f708e8d83dba55b7724.jpg

【2014.2.16】解像感に関する不満について

レデューサレンズのないアダプタを使って撮影しても、他のレンズを使って撮影しても、同様の不満が解消されず、自分の感じた解像感の不足は、このアダプタとあまり関係ないと現時点では考えている。
GX7では、いずれのケースも自分が撮影する環境ではISO200くらいより油絵のように絵がつぶれてしまうのだ。
もちろんどんなデジカメでも感度が上がれば少なからずそういった画像処理はあるだろうし、4/3の場合、フルサイズに比べて2段分感度が劣ることは理解しているものの、普段使うEOS 6DのISO3200などと比べても、自分の利用状況ではGX7の絵はISO400ほどで破綻しているように思えた。DxOのベンチマークを見てももう少し高感度が使えそうな印象があったので、ちょっと残念に思う。
今後もう少し、画質関連のパラメーター調整、RAW現像などトライするつもり。

なお、自分は等倍鑑賞ということをほんとんどしません、なぜ解像しないかというのが気になって今回見た程度です。


▼EF50mm F1.2Lをつけてみた。36mm F0.85(フルサイズ画角70mm ボケ量F1.7相当)となる。
IMG_5688.JPG

▼Samyang 85mm F1.4をつけてみた。61mm F1.0(フルサイズ画角122mm ボケ量F2.0相当)となる。
IMG_5659.JPG
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posted by 曽我五郎 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2014年01月06日

絞り機能付きEFレンズ用マウントアダプターは、解放であっても光量ロスを発生する

CanonのEFレンズは基本的に電磁駆動絞りのためレンズに絞り環を持たず、通常のマウントアダプタでは絞りを機械的にコントロールできない。
このため、一部のアダプタには、アダプタ自身が絞り機能を持つものがあるが、絞るとケラレが発生するといわれている。

参考:「絞り羽根付きEOSアダプターの奇跡 - デジカメWatch:

確かに絞り機能のあるものは、アダプタ側の絞りが解放であっても相当の光を遮蔽するような構造になっているように見受けられ、レンズ側の絞りを開放付近で利用することがほとんどの筆者の場合、絞ったときのケラレより、解放時での光量ロスが気になったため実験してみた。
▼解放であっても絞り機能自身がかなり大きく、光路を遮蔽しているように見える。(写真はデジカメWatchより)
04[1].jpg
IMG_5604.jpg

実験:絞り機能付きEFレンズ用アダプターの絞り機能は、解放であっても光量ロスを発生するか
三脚で距離固定、無限遠にピント、EF50mm F1.0 ISO800, NEX-5N WB:太陽光にて、PでのモードでAE機能によるシャッタースピードの変化を測定

1.絞り機能なしEF-NEXマウントアダプタ
>>1/250
2.絞り機能付きEF-NEXマウントアダプタをアダプタ側の絞り開放で
>>1/160
3.絞り連動EF-NEXアダプタ(アダプタ内部にフレアカッターがある。Metabones製)
>>1/200


この結果、絞り機能のあるアダプタは絞り機能のないアダプタに比べて、条件により2/3段程度光量ロスが発生することがある、といえそう。
ただし絞りのないアダプタのほうが内部の反射など余計な光を拾っている可能性もある。

▼手前から1.絞り機能なしEF-NEXマウントアダプタ、2.絞り機能付きEF-NEXマウントアダプタ、3.絞り連動EF-NEXアダプタ(フレアカッター付)
IMG_5605.jpg

うだうだ書きましたが、最近買ったMicro4/3用には、絞り機能のない方のアダプタを買いましたよ、とそれだけの話です。
posted by 曽我五郎 at 01:01| Comment(3) | TrackBack(0) | マウントアダプター

2013年12月03日

マイクロフォーサーズで明るさを求めて

静音撮影のニーズから電子シャッターで撮影できるLumixのDMC-GX7, DMC-GM1を検討しています。
現状、普段使う85mm F1.2, 135mm F2.0に近い条件で撮影できるレンズを決めなければなりません。

Speedboosterをうまく使って既存レンズを有効に活かそうとすると
焦点距離0.71倍になるSpeedBoosterでマイクロフォーサーズ(MFT)に135フォーマット(フルサイズ)のレンズをつけると、普段使う85mm F1.2, 135mm F2.0に近いのは、
フルサイズ50mm F1.4は、画角換算71mm ボケ換算F2.0
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.8)
フルサイズ50mm F1.2は、画角換算71mm ボケ量換算F1.7
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.4)
フルサイズ50mm F1.1は、画角換算71mm ボケ量換算F1.5
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.2)
フルサイズ50mm F1.0は、画角換算71mm ボケ量換算F1.4*
(通常のアダプタでは画角換算100mm ボケ量換算F2.0)
フルサイズ85mm F1.4は、画角換算120mm ボケ量換算F2.0
(通常のアダプタでは画角換算170mm ボケ量換算F2.8)
フルサイズ85mm F1.2は、画角換算120mm ボケ量換算F1.7**
(通常のアダプタでは画角換算170mm ボケ量換算F2.4)
*今のところ50mm F1.0の現実的な選択肢としてはEFマウントしかないが、MFT用のSpeedBosterは未発売。またNEX版は仕様上、出力がF0.9まで、つまりF1.8相当まで。
**今のところ85mmF1.2の現実的な選択肢としてはFD/EFマウントしかないが、MFT用のSpeedBosterはFDマウントのみ。またNEX版は仕様上、出力がF0.9まで、つまりF1.8相当までなので、同様と思われる。
ということになりそう。

ざっくりというとMFTでSpeed Boosterを使うのは、APS-C相当のカメラを使った感じに近いようだ。

またSpeed Boosterが不要な明るいレンズは、
八雲 50mm F0.95 画角換算100mm ボケ量換算F1.9 (Cマウント) \66,360
SLR Magic 50mm F0.95 画角換算100mm ボケ量換算F1.9 (MF) \148,000 (投稿時点)
VSテクノロジー VS-50085/C 50mm F0.85 画角換算100mm ボケ量換算F1.7
NOKTON 42.5mm F0.95 画角換算85mm ボケ量換算F1.9 (MF) ¥118,000
Panasonic LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 画角換算85mm ボケ量換算F2.4 AF*
*2013年12月4日現在未発売
IBELUX 40mm F0.85 画角換算80mm ボケ量換算F1.7
*2013年12月14日現在未発売
といったところか

SLR Magicは画質(ハロ、ボケ、口径食)と価格を考えると選択しにくい。
八雲もおそらく同じ傾向。

Speedboosterの利用はちょっと大げさになりそうですが、今持っているレンズ資産を有効に使うという意味では現実的でしょうか。

2014年1月発売という噂のMFT用SpeedBooster EFマウント版がNEX用と同様電子マニュアルフォーカス対応であると信じたい。
(EF50mm F1.0L, EF85mm F1.2LIIはモータ駆動のマニュアルフォーカスなのです)



よく議論になるF値の換算について
、ボケ量換算と書いていますが、
F値の実用的な意味、1.ボケ量だけでなく、2.シャッタースピードがどれだけ稼げるか、の両面から見て、レンズの性能比較においては、同様の換算すべきと個人的には思っています。

例えばフォーマットが半分のセンサーでは、同じF値同じシャッタースピードの場合でも結局センサーが受ける光量が半分なので、同じS/Nを得るためには感度を水増ししていることと同じです。大まか言って、MFT機のISO 100とフルサイズ機のISO 400のS/N比は概ね同じくらいでしょう。
もちろん感度はセンサー性能など機種に大きく依存するので、この感度というブラックボックスを排除してレンズを評価するためには、光量∝有効口径で判断すべきかと思います。(ただしより正確には透過率を加味したT値を換算すべき)

こういうことを話すと、必ずTv,Avと露出の関係を勉強しろとおっしゃる方がいるのですが、逆に露出決定のパラメータは、Tv,Avだけでなく、感度があるということ、その感度が個々のデジタルカメラに依存する非光学的なパラメータということを理解すべきと思います。要するに違うデジタルカメラで同じISO100が比較上同じ意味を持つのか、ということです。
(もちろん私自身露出計算を普通にしてますよ、レンズの性能比較の議論なんです)

センサーの特性(開口率)や性能によって、もちろん変わりはありますが、
フルサイズのデジタルカメラからフォーサーズに置き換えた場合、

例えばフルサイズ50mm F1.4のレンズと同等の画角、同等のS/N比、同等のボケ量で使えるのは、
結局25mm F0.7のレンズなのではないでしょうか??
(今のところ、存在はしていませんが)
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posted by 曽我五郎 at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

2013年04月14日

伸縮自在Easy Slider ACAM-E25とNinja Strap(のパチモン?)の不満

NEX君のストラップは、いろいろ試しているのですが、
Ninja Strapというのが、長さを簡単に調節できて、よさげな感じ。
25mm幅のモデルをeBayで$24くらいで購入しました。

で、実はすみません、あまりよく見ないで買ったので少なくとも日本で売っているものと別のブランド=パチモンだったのですが、写真で見る限り、素材感もホンモノと区別がつかないので、OEM的なものなのかもしれません(と思いたい)。

早速使ってみて、確かにストラップが短くなってカメラが体にフィットするのは実にいいですね。カメラもぶつけにくいですし。

ただ、このNinja Strap(パチ仕様)、短くしているときに、余ったストラップがだら〜んとなるのがなんとも許しがたい。
use1_04[1].jpg
一応クリップがついていて、これで留めておくことができ、
「ベルトクリップを付けている状態でもストラップを締めたり緩めたりする事は可能です。」とのことでしたが、
少なくともパチ仕様の自分にはうまくやる方法がわかりませんでした。
▼手前の部分が普段ぶらーんと肩からぶら下がる。
IMG_5440.jpg
▼「余り」を留めるクリップ。少なくとも自分の場合これをつけたままストラップを伸ばす操作をするのは無理がありました。また伸ばすときイチイチクリップを外すのも面倒。
IMG_5452.jpg

ARTISAN & ARTISTのEasy Slider ACAM-E25

で、ARTISAN & ARTISTのEasy Slider ACAM-E25買いました。
IMG_5426.jpg
以下に特徴です。

・簡単に長さを変えられる。

リングをつまんで上に引っ張れば縮み、下におろせば伸びるます。
DSC06980.png

・ストラップを短くしたとき、「余り」が出ない。

下記のSteve Huffの動画がわかりやすいと思います。


▼写真のループ状の部分が伸びたり縮んだりすることで、全体の長さを調節できる。Ninja Strapにあるような、無駄な余りが出ない。
IMG_5439.jpg

・ロゴが少しうるさい

ロゴは後ろに来るんであまり本人は気になりませんが、主張がちょっとウザイかなと思います、私は。
カメラへの結合がリングタイプのモデルACAM-E25Rの方は、おとなしめです。
IMG_5431.jpg

▼リングでカメラに接続するタイプはロゴがおとなしめ。
TM0327633[1].JPG

・お高い

いいお値段します。
ACAM-E25が直販サイトで6,825円(税込、送料別)。Steve Huff氏曰く「カメラがそこそこするんだから、このくらい気にするな。」
▼広告です。


・結構使いやすい

ストラップを縮める動作は、ストラップの下の方にあるリングを前を通って肩の後ろに持っていく必要があるのですが、このときカメラをまず後ろに持っておくと、短くしやすいです。少し慣れが必要ですが、十分許容範囲と思います。

▼この動作の時、カメラがなるべく下、さらには後ろにあったほうが引っ張り上げやすい
SlideUp.png
長くするときはリングを下に引っ張って下げるのですが、このときも肩の後ろに手を伸ばしてリングを引っ張るよりは、一旦カメラを少し後ろにやることで(もし前にあれば)、リングを少し前にずらしてからリングを下に下げるほうが操作しやすいです。

・どっちの肩にかけるか、カメラにつける前に決める必要がある(取付け部がリングになってるモデルはこれが解決されているようです。)

Ninja Strap同様左右非対称なのでストラップを掛ける肩を右にするか、左にするかあらかじめ決めてからストラップをカメラに通す必要があります。あと最初の状態では私の場合、やや長すぎたのですが、カメラの結合部分を深めにして、全体を短めにしました。このあたりは身長に合わせて調整することで解決します。

・カラーは6色

ACAM-E25

ACAM-E25S

結論:今のところ、だらーんがなくなり、結構気に入っています!!



以下しつこく広告です。


2014年10月31日追記
Easy Sliderの新バージョン、ストラップが起毛素材のものが出るようです。Artisan &ARtistの方が使ってました。
またMap Cameraでは赤いアクセントをなくした完全黒バージョンが限定販売中のようです。
https://news.mapcamera.com/maptimes.php?itemid=22987
DSC01938[1].jpg
posted by 曽我五郎 at 03:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記